さかな季語事典: 2007年3月アーカイブ

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「毎日食べても飽きない、もっともっと食べたくなる」のがトリガイである。しかも今年は安い。ついでに菜花、コウサイタイ、小松菜などの薹(とう)も出回りが早くこれまた安いではないか。この時期郊外で暮らしていると薹立ちしてしまった十字科の菜を安いから買ってしまいがちだし、よくもらうものだ。また知り合いの農家に立ち寄って勝手に花芽をつみ取ってくるのも楽しい。この安い、そして出盛りの食材を合わせる。
 十字科の菜たちは苦みがトリガイと合わせるにもの足りない。ちなみにトリガイと合わせるのはウド、ボウフウがいちばんだとは思うがあくまでも家庭料理なのであって、通ぶり、こだわるのはむしろ野暮だ。料理というのは、そのときどきにあり合わせを使って作るからいいのである。決して買いそろえるなんて大バカ野郎なことはしてはいけない。

 トリガイを丁寧に開いて、湯通し、氷水にとって水気を切る。菜の花はゆがいて水切りをして適当に切る。これを器にてんこ盛りにする。家庭料理なので「もりもり食べるべく」盛りつける。
 酢みそは菜の花側に置き、トリガイには着かないようにする。トリガイは家族銘々、わさび醤油、ポン酢(柑橘類を落とした醤油)、酢みそなど好みで味わいたいからである。
 酢みそには子供が嫌がるのでからし抜き。めんどくさいので大人用にからし酢みそを整えたりしない。春はなにかと忙しいのだ、一般家庭のお父さんは。

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