2008年8月 2日アーカイブ

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 琵琶湖は淡水魚の宝庫。
 淡水魚料理の宝庫でもある。
 湖をぐるりと回りると、どの町にだって、一軒二軒の佃煮屋はある。
 そして今津にはかたまって湖魚の店があり、その一軒でイサザの佃煮を買い求めてきた。

 イサザは琵琶湖特産のウキゴリ属のハゼ。
 湖魚のなかでも高級品となっている。
 これはとにもかくにもとれなくなっているせいで、琵琶湖を歩く先々で湖魚の枯渇を嘆く人の声を聞いた。
 このあたりでなんとか手を打たないと、琵琶湖特産魚は高い順にいなくなってしまう。
 ひょっとしたらそれよりも早く漁師さんの高齢化のために琵琶湖の漁業が滅ぶこともあるだろう。

 さて琵琶湖であがるハゼには「ごり」と呼ばれるヨシノボリとイサザがある。
 値段的にはイサザが圧倒的に高い。
 前記したとおり“うまいから高い”、というのもあるが“少ないから高い”というのもありそうだ。
 なぜ、イサザがうまいかというと全体に身が柔らかく、しかもヨシノボリよりも大型だからだろう。
 佃煮は甘辛い味わいの中にほんのり苦みと、ハゼならではの旨味が感じられる。
 琵琶湖でとれたイサザ自体のうまさもさることながら、今津の『魚岩』の佃煮作りも優れているようだ。
 こんなことなら多少高くても、もっとたっぷりイサザの佃煮を買い求めてくるのだった。
 後悔しきりだ。

 さて、琵琶湖にくると、この国の議員、行政者がいかに無駄な自然破壊をしながら生き物を追いつめてきているかがわかるはずだ。
 今、琵琶湖でやらなければならないことは外来魚の駆除よりも、岸辺を昔の形にもどすことだ。
 また、最近淡水魚(湖魚)を食べる習慣が激減、消滅しようとしている。
 それと滋賀県人だけでなく、より多くの方に淡水魚を食べることをお勧めする。
 淡水魚(湖魚)を食べるだけで、一歩琵琶湖が近くなったように思える。
 食べることが自然保護に繋がる可能性大というのがボクの思想なのだ。
 
魚岩 滋賀県高島市今津町今津354-11
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、イサザへ
http://www.zukan-bouz.com/haze/ukigori/isaza.html


ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/

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