
今回案内をお願いしたのが、伊勢原市のマルモトさん。
到着は6時前後だというので、
それまで事務所で大都魚類のことを話して、
帽子を借りることにする。
帽子を借りるだけのつもりが、
なんと小田原魚市場社長の米山典行さんに会うことができ、
場内を案内していただいた。
まことに懇切な案内で申し訳なく思った。
ありがとうございました。

場内は南側が陸送品、港の内側に面した北側が地物の競り場だ。
地物の競り場からは相変わらずたくさんの乗合船が係留されている。
昔と比べて大型船が増えている。
そういえば、港をぐるりと回る道沿いにあった『五郎丸』がなくなっている。
初めての乗合がこの船宿であり、
ここに通ったおかげで相模湾の魚を勉強できたし、
小田原周辺の話が聞けたのも大きな収穫だった。
なんだか寂しい!

今年はウルメイワシが多い

スマはおいしい魚なのだよ
競りは活魚から始まり、開始直前の6時にマルモトさんが登場する。
潮が速いことと、海が荒れていたことから地物は極端に少なく、
目立っていたのがウルメイワシ。
横っぱらのコバルトグリーンの筋が輝いて見える。
この小田原のウルメイワシのおかげで、夏のうまさを知った。
おかげで今年はウルメイワシの評価が大幅に変化した。
マルソウダとワカシ(ブリの若魚)が多いのはいつもの通り。

マアジは深場のが多く、マイワシも少ないながらある。
アカカマス、シイラ、オキアジがある。
スルメイカに混ざってスジイカがあるのがいい。
スジイカは港をを相模湾、駿河湾などを回っていると必ず出合うもの。
スマの2キロ級に大型のクロマグロも揚がっている。
不漁とはいえ、相模湾夏の魚がここにはある。
八王子と小田原は古くから関係があり、
小田原魚市場で仕入れをする業者も何軒かあった。
それが絶えて久しい。
八王子に仕入れをするものにとって、小田原が遠いものとなったのだ。
それが最近になってグーンと近いものとなる。
今回の小田原行もそれがあったためだ。
「小田原→東京大田市場」の事は次回。
大都魚類
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