2014年2月アーカイブ

2月の我が家は珍魚ラッシュに湧いている。

と言うことで珍魚レビューを続ける。

2番手はオオクチハマダイ。

我が家のデータベースには、これにてフエダイ科ハマダイ属すべてが揃ったことになる。

 

これはご近所にお住まいのイトウさんが石垣島で釣った魚。

沖縄ではハマダイ属の赤い魚を「マチ類」という。

ハマダイ属すべてが揚がるので、

ハマダイ、ハチジョウアカムツ、オオクチハマダイに、

ヒメダイ属のオオヒメを加えて「マチ類4種」というべきかも。

口が大きいから「大口浜鯛」なのでわかりやすい。


ookutihamadaihannata.jpg

 

すべて上質の白身で刺身にしても、汁にしてもソテーにしても非常に美味。

3㎏近くあるので、切り身にしても美しいのが、これまた見事だ。

 

釣り師・イトウさんと石垣島の大洋丸さんには、感謝、感謝である。

 

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2月の我が家は珍魚ラッシュに湧いている。

と言うことで珍魚レビューを始める。

初っぱなはアマシイラ。

三重県尾鷲市の岩崎魚店からきたもの。

年間国内でどれくらい揚がっているのかはまったく不明。

完全な個体は「博物館が探している」程度の珍魚度。

まあ運が良けりゃ一生の内に数回食べられる、そんな魚である。

 

「しいら」とあるがニザダイ亜目で

スズキ亜目シイラ科のシイラとは縁もゆかりもない。

見た目はむしろイルカとマグロを足したような、

というとまた違っているような。

外洋性で全長2mを超え、重さ100㎏にもなる。

鱗も皮も身も柔らかく、身は水っぽいキハダマグロのよう。

田中茂穂は別名「カジキモドキ」としているが、これは味からきたものだろう。

確かに切り身の色合いがメカジキに似ている。


aaamanasirra.jpg

 

意外なことに味はかなりいい。

確かに水分が多いのだがイヤミのない味で適度に甘味がある。

煮る、焼くと身が締まる。

刺身は刺身たまりなどが、関東風の生じょうゆよりも合う。

 

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