久しぶりに築地に行く。
本当は場内に張られているポスターを見に行くつもりが、
ついつい買い物に没頭する。
さて場内を歩いていて、ふと上を向く。
その湾曲した屋根を見ていると、
東京都のお金の計算と、
コンクリートと鉄骨などしか考えられない、
無機質で機械的な役人にこの歴史的な建造物は
壊されようとしているんだ、と思い悲しみがこみ上げてくる。
けだしオリンピックを大歓迎している
愚か者(こヤツら今の世のもっとも危険な鬼だと思う)、
オリンピックを見ない聞かない運動を起こすぞ!
文化など、見えないものを軽視して顧みない
愚か者のなんと多い世の中なのだろう。
ちなみに大地震は必ず来るのだ。
一刻も早く首都機能をどこかに移転すべきなのに政治家も愚かである。
朝ご飯は久しぶりに『かとう』。
「あんこう煮」というのがあり、珍しいのでお願いする。
「煮」とあるが、汁であった。
みりんだと思われる甘さがかった味で、
「うまい」と「まずい」の境界線上にあるが
朝ご飯のおかずとしては、明らかにうまい、というもの。
そこいらの食文化を破壊してやまないチェーン店にはできない味だ。
店を出て、腹をなぜなぜ、満足、満足、満足したのであった。
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