絶対知っておくべき100種の魚貝類の最近のブログ記事

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頭足類の分類は難しい。ケンサキイカの3型もよくわからない。ただ14cm前後で成熟してしまう小型をメヒカリイカ型と考えてもいいのでは、と最近思っている。今回のものは兵庫県の外套長11〜14cmの固体で生殖巣が膨らんでいた。
これを玉とじ丼、湯引き、アヒージョ、ガリシア風にしてみた。


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サザエを初めて見たのは、幼稚園の頃だ。
知り合いのお父さんが灰皿代わりに使っていた。
徳島県でも山間部ではサザエが珍しかった。
そういえば、最近サザエの灰皿を見かけない。
ボクはどちらかというと嫌煙家なので灰皿など使ったことがない。
でもサザエの灰皿って昭和30年代のことを、なんとなくだが感じるものではないだろうか?

そして漫画「サザエさん」。
貝の中でもサザエを知らない人はまずいないだろう。
そしてサザエさんを知らない人はもっといない。
朝日文庫のサザエさんを見るにつけて、サザエの魚貝類の位置(存在)のことを思わずにはいられない。
ひょっとしたら軟体動物(貝類)で、もっとも世に知られているのがサザエなんじゃなかろうか?

ちなみにサザエ科というのがあって、特徴は軟体(足)の先にふたがあるのだが、これが石のように硬く分厚いことだ。
サザエ以外にもヤコウガイなど何種類かの食用種があるが、知名度は非常に低い。

このところ巻貝の刺身というとエゾバイ科エゾバイ属ばかり食べていた。
所謂、ツブというもの。
でも飽きた。
それで久々にサザエ。
足の部分はぬめりをとり、肝をゆでる。
ワタは砂などのある消化器官をのぞき、ゆでる。

こりこりした足と苦みのある肝。
サザエのうまさは苦みにあり、磯の香り甘みなどは脇役なんだなと思う。

作り方
1 フォークなどでふたを起こし、足を引っ張りだす。奥の方に残った足とワタは指でかき出し、取れないときには強く振る。
2 足はぬめりをよくもみだす。肝はゆでる。

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