2005年11月 6日アーカイブ

 ヤリイカは秋になって、小イカが入荷してくる。それが徐々に大きくなって下氷(氷を敷いた上に魚貝類をのせる)で入ってくるようになると冬。冬の始まりの11月ではまだまだ産卵期には遠い。そしてこの時期、ヤリイカの形は小さいものの身は肉厚で甘みも強い。そして寒くなるほど大きくなって、歳を越して梅が咲き始めるとぼつぼつ、卵を持つ時期となる。これから木の芽時くらいまでがヤリイカのシーズンだ。
 北海道ではヤリイカを「冬いか」、スルメイカを「夏いか」という。また冬でもスルメイカがとれる本州でもやはりヤリイカは冬の風物詩と言える。
 コタツを出した、酒は燗をして、冷え切った身体が人心地ついたときに冷たいヤリイカの刺身をするり。そこに燗上がりする山廃の純米酒を流し込んで、これぞオヤジには至福のときなのだ。げそも茹でて、刺身に添えて出して欲しい。春まだ浅い時期から子を持ち始めたら、げそやエンペラなどとともに煮つけ。ほろほろと甘みのある子を楽しむなら焼酎のお湯割りかな。冬はどうしてこんなに酒がうまいんだろうなと、思わず肝臓を手でまさぐってしまうのだ。

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岩手県山田産のヤリイカ。まだ小振りだ

市場魚貝類図鑑のヤリイカへはここから
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ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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 パソコンを立ち上げたのが6時前。膨大な事務処理がサイト関係、データベースにも残っていて、途方に暮れながら、日記をブログ用に直していく。ブログをアップして、7時過ぎに市場に向かう。

 八王子魚市場、『源七』のトラックはまだ店の前。クルマから出た途端に若旦那と会う。場内は思ったよりも賑やかで忙しそう。サンマ、クロムツ、ソコイトヨリ、マアジ、白子を抱えたスケトウダラ。養殖のブリ(はまち)、カンパチ、マダイの3点セット。特種にヤリイカがあり、キロ/1300円。4本購入して600円である。1本115グラム見当でまだ小さい。『源七』には今日も兵庫県香住産のアカガレイ。
 八王子総合卸売協同組合、『光陽』で朝ご飯、今日は中落ち定食750円。今日の中落ちは脂があって、まさに当たり。マグロというのは、毎日仕入れても、毎日違ってしまうのが当たり前なのだ。『三恵包装』でカップ麺とビスケット、ぬいぐるみで3000円近い出費。『大虎』で鶏の肝。八王子綜合卸売センター、高野水産は土曜日はトラック2台での仕入れ。まだ1台だけの到着。
 帰途、八王子農協の『ふれあい広場』で白菜、日本ほうれん草、ブロッコリー、ニンジン、卵。

 帰宅は9時前。大急ぎで画像の整理、そして寿司図鑑3個。
 簡単な昼食を挟んで、またまた画像の整理。またダルマガレイの画像を見直す。ここでダルマガレイとしていたなかにニセダルマガレイを発見する。夕方までにダルマガレイ科を改訂。ダルマガレイ科の改訂には足かけ3日要す。

 夕食はみそ汁代わりの豚の鍋。豚肉、白菜、ほうれん草、キノコ、豆腐。ヤリイカの刺身、鶏肝の甘煮。鍋の後に子供達にモチとフランスパンを飛騨コンロで焼く。近所の大型店で購入した楢炭がいい。

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子供の頃から大好きだった鶏肝の甘炊き。そう言えば関東の飲み屋ではあまり見かけない

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飛騨コンロの火が残っていたので、八王子『魚茂』のイカの塩辛と卵黄を混ぜて肴とする

 食後、11時まで画像の整理と日記を書く。一日中頭痛に悩まされた辛く重苦しい日だった。


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