「生のり」とはお馴染みの海苔、すなわちおむすびを包んだり、海苔巻きになったりする板海苔の材料である。この「のり」には何種類かあるが東京湾や有明海では、細々とアサクサノリという種も養殖されているが、ほとんどすべてスサビノリという紅藻類の海藻。
板海苔はいつでも手に入る乾物だが、生が来るのは冬だけなのであって、これが来るとまさに秋は終わりなのだ。生のりの産地は市場で見る限りは宮城県が多いようである。
この生のり、酢の物に、そのまま天ぷらに、また佃煮などに使える。でもいちばんうまいのは、そのままみそ汁や吸い物に落とすもの。香りがつんと立ってたまらない。
市場魚貝類図鑑のスサビノリへは
http://www.zukan-bouz.com/kaisou/kousou/nori.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
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