カサゴ目キホウボウ、コチ科などを改訂
ヨシノゴチのページを作成
http://www.zukan-bouz.com/kasago/koti/yosinogoti.html
同時に寿司図鑑に掲載
http://www.zukan-bouz.com/zkanb/susizukan/03/18.html
掲載種 1692
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
カサゴ目キホウボウ、コチ科などを改訂
ヨシノゴチのページを作成
http://www.zukan-bouz.com/kasago/koti/yosinogoti.html
同時に寿司図鑑に掲載
http://www.zukan-bouz.com/zkanb/susizukan/03/18.html
掲載種 1692
あまりにもありふれた魚であるメダイ。和食の店を経営する人が「困ったときのメダイ」なんて面白いことを言う。これは鮮度がよければ刺身で、落ちると幽庵焼き、またフライやムニエル、甘酢あんかけなど、何にでも使えて重宝極まりないからだ。
このメダイの旬はというと冬だろう。秋から味がよくなるのだが、そのもっとも脂がのっているのが厳寒期。
東京湾などでのメダイの釣り漁も厳寒期から早春にかけて行われる。右手に鋸山、左手に久里浜の発電所を見ながら深い海の底をメダイの仕掛けが下りている。そんな小船を超えて関東平野をから雪混じりの北風が吹く。白と黒のもの悲しい情景に大メダイが釣り上がる。
鱗とる 目鯛の涙 外は雪(秋野まさし)
市場魚貝類図鑑のメダイへは
http://www.zukan-bouz.com/suzuki/ibodai/medai.html
年末からの鬱が続いていて、そろそろなんとかしないと危ない状況に立ち入りそうだ。そして冷たい部屋の明かりをつけて、パソコン上の未処理のデータ、雑事を見て鬱に落ちる鈍い音がする。完璧に鬱に陥るのは年間1度あるかないかだが、だんだん深刻になっている。自分の中だけでの鬱なので余計に始末が負えない。
気分転換に出しをとりはじめる。コンブの入った鍋に火をつけて、濃いお茶を入れてぼんやりする。ゆっくり踊り出す日高昆布をサバけずり節を入れるタイミングに取りだして、火を弱めて入れる。けずり節が沈んでからやや火を強めてアクをすくい、2〜3分けずり節を踊らせて出来上がり。だしを取りながら我が家の水は「多摩川のものかな」とか、「裏高尾浅川かな」と考える。
削り節は出来れば自宅で削りたい。やめてしまって5年以上になる。三河みそや仙台みそには鯖削り節、西日本の麦みそにはウルメ節が合う
朝食は簡単に牛肉の青じそバター炒め、サンマの開き、超具だくさんみそ汁、常備菜、ご飯。
市場に出かけて帰宅が10時過ぎ。出来る限り雑事。
昼食はつけ揚げの入ったそば。
午後からも雑事。2時になって近所のスーパーに黒ごまを買いに出かける。
カタクチイワシ、マイワシ、サッパ、マサバ、南アフリカのユメカサゴの仲間、メダイを撮影。
撮影後、メダイを三枚におろし、カタクチイワシを手開きにしていく。開いたカタクチイワシに強塩をする。
6時半まで雑事。
カタクチイワシの胡麻漬けを仕込み、夕食を作る。
夕食はメダイのチーズはさみフライ、サラダ、パン。肴はマイワシの刺身、酒は千葉の海人つづきさんにいただいた「土佐鶴 ワンカップ」。
食後、雑事、画像整理・保存、寿司図鑑を作成・アップ。
11時過ぎて眠くなりダウン。
八王子魚市場には8時半。荷が揃ってきている。日本海からのものも見かける。ソコイトヨリ、長崎のメダイ、福岡のさごち(サワラ)など九州からの魚が目立つ。青森からウスメバルは毎日入荷している。『源七』には見事な、めじまぐろ(クロマグロの幼魚)。中骨から身をかきだしている。「くれないの?」と聞くと「だめ」と一言。嫌な感じ。
若だんな、中落ちのかきだし欲しいよ!
『海老辰』には焼津小川から大きなアカザエビ。
八王子綜合卸売センター、『高野水産』には荷が並びきれないほど。メダイを買い、小さなマサバとマイワシを1匹ずつもらってくる。八王子総合卸売協同組合、『丸幸水産』に愛媛からカタクチイワシ。半分購入。カタクチイワシは冬から春が旬。
『市場寿司 たか』でヨシノゴチ、マダラの昆布締め、カタクチイワシの握りを撮影。
カタクチイワシのうまいこと抜群。
帰途、旗野農園に立ち寄る。雨が少なく野菜が育たない。その上、旗野さんは風邪。おじいちゃんと、お姉さんが楽しそうにおせんべいを食べている。寒いのに、この人達きっと超人である。