スケトウダラは冬の季語

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 冬にならないと見かけない魚にスケトウダラがある。冬から春に産卵するのでこの時期が旬なのだ。
 この「スケトウダラ」というのは新潟県にあって漁場が佐渡島近海にあったために、「佐渡」の「佐」を「すけ」に「渡」を「と」に読み変えて出来た魚名であるとか。また本来は「すけそう」だとか、謂われは様々である。ただ、日本海をはじめ、東北、北海道の厳しい寒さの中でこそうまい魚ではないか。
 これを関東では鍋に使うが、どうもこれがうまくない。どうせ鍋にするなら同じように安いぽんだら(マダラの小さいの)の方に軍配が上がる。我が家では安い魚なのでウロコを取り、ワタを出してぶつ切り、白子、真子、肝とともにみそ汁にしてしまう。これに大量のネギをぶち込んで一味を振り掛け食べるのがたまらなくうまい。また新潟などでは塩味で煮て食べるが、鮮度がよければうまいだろうな。
 また八戸にマルゲン水産というメーカーがあり、ここから「子持ちすけそ」というのと「白子すけそ」という頭を取り去り、真子と白子だけを抱かせた便利なものが来る。陸奥八戸ならではのもので、田舎風に煮つけるといい味になる。これなどもっと人気が出てもいいと毎年のように思う。

いてつきし 身体を溶かせ すけそ汁(秋野まさし)

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八戸のマルゲン水産からきれいに並べられて入荷してくる「子持ちすけそ」。これは便利でうまい

市場魚貝類図鑑のスケトウダラへは
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このページは、管理人が2006年1月10日 11:55に書いたブログ記事です。

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