2月9日(木曜)の市場便り

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 極端に荷の少ない状況が続いている。マアジやマダラ、キンメダイなどはあるものの目にとまるものがほとんどない。これは海が荒れているだけでなく、実際に荷が動いていないからだと見る向きもある。
 比較的暖かな朝、八王子魚市場場内は今日も荷が少ない。そんな入り口に久しぶりに灯台つぶ(オオカラフトバイ)。これがキロ/150円。こんな値段あっていいものか? 鈴木さんに聞いてみると、まったく空の貝殻が混ざっているんだという。あまりの安さに300グラム買ってみる。支払は50円ほど。
 青森の「大映」という荷主からアカガイ。この青森のアカガイ。明らかに海底に吊した状態で畜養しているはず。貝殻の表面についている環形動物やキヌマトイガイなど青森産だけに見られるもの。これサンプルに1つもらってくる。

aomori.jpg
青森「大映」からくるアカガイには表面に環形動物などが付着する。普通、アカガイにこのようなものが付着することはなく。これだけで青森産だとわかる。また青森産アカガイの身の色合いは赤が薄いという評価が一部にある

 八王子綜合卸売センター、『市場寿司 たか』は臨時休業。『高野水産』には大量のごっこ(ホテイウオ)。オスメス混ざりなのでキロ/500円。八王子総合卸売協同組合、見るべきものなし。寂しいな!


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このページは、管理人が2006年2月10日 02:58に書いたブログ記事です。

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