目覚めたら7時過ぎというのは深夜に一度起きているとはいっても寝過ぎだ。
姫に起こされて市場に出かけるが天気がいいので自転車をこぐ。我が家から八王子魚市場までは自転車で飛ばすこと40分。到着すると汗びっしょり。かるく場内を回ると坂本君に「昨日のハナサキうまかったでしょ」と声がかかる。
8時半、八王子綜合卸売センターに入って麺の『南京軒』の前に自転車を置いて『光陽』に向かう。
八王子総合卸売協同組合を抜ける間に知り合いからやたらに呼び止められる。『丸幸水産』のクマゴロウから「これな〜んだ?」と言われてみるとアミモンガラを手にぶら下げている。「銚子からの荷に混ざっていたんだな」というので「ありがとう」と言って確保。
『光陽』で姫はラーメン、煮カツで朝ご飯。やや大盛りのご飯、それでももの足りない。お母さん(『光陽』の)の顔を見て、姫を見てお代わりを諦める。まったくオヤジは寂しいぞ!
『光陽』の隣の『三恵包装』で水ようかん。水ようかんを買うと「夏だな」と痛感する。しかもなんだか懐かしい気分に浸ってしまうのだ。『河村青果』をのぞいてスダチの値段を見る。お姉さんがニコリと笑うので高そうだな、と勝手に解釈。『丸幸水産』でアミモンガラをタダでゲット。銚子で大量にとれるアミモンガラは皮が硬いのですぐに丸裸にされてしまう。この丸のアミモンガラは貴重なのだ。ありがとうクマゴロウ。
八王子綜合卸売センター『高野水産』には「ヤ印」八巻水産からナガバイ。キロ/1000円で3個514円で購入。
福島県松川浦港の八巻水産は「ヤ印」と言った方が市場では通る
『ビックリ屋』でつくね芋、オクラ、ニンジン、青じそ、はんだま(水前寺菜)。『伸優』で徳島県池田、「天真」のみりん。『大商ミート』で豚トロ。
浅川縁を大荷物を抱えて自転車をこいでいると姫が思いきり転倒。どうして転んだのだろうと思ったら頭上に実をたっぷりつけた桑の木。姫は泣かないでボクの背中に乗って桑の実を3房。当然のごとく、ひとつも分けてくれないで一度期に口に放り込んだ。グラウンドでは泥んこのラガー、野球少年、風に乗ってハムシが飛ぶ。
帰宅は10時前。坂道が多くて疲れ果てる。帰宅後、少しダウン。
お昼はサバの文化干し入りの炒飯。
2時過ぎに高知の永野廣さんからのマダラトビエイが到着する。解凍を待って4時前から撮影。2時間ほどでマダラトビエイ、アミモンガラ、ナガバイをじっくり撮影。
マダラトビエイのヒレを取り、煮つけに。アミモンガラは昆布締め、ナガバイは刺身。トンとろを焼いて、はんだまのごま和え、マダラトビエイと一緒に入っていた浦戸湾産のカミナリイカを湯引きにする。
マダラトビエイの煮つけ、アミモンガラの昆布締め、ナガバイの刺身、カミナリイカとはんだまのごま醤油、ゆでそら豆、ご飯。酒は福井市田嶋酒造の「福千歳 山廃仕込み」ワンカップ。
マダラトビエイのヒレ、皮を剥ぐのが至難。煮つけにすると軟骨が硬いのが欠点だがまずくはない
アミモンガラの昆布締めは美味。さすがにフグ目
浦戸湾産カミナリイカ(紋甲いか、高知では真いか)は木の芽時から初夏までが旬。はんだまと合わせてごま醤油というのが、うまくて取り合いになる
食後、画像の整理・保存。スズキ目ハゼ亜目のページを整理・改訂。11時過ぎに眠くなってダウン。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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