2007年4月 7日アーカイブ

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 最近、「つぼだい」すなわちクサカリツボダイの半身干物をよく見かけるのだ。どうして半身なのだろう。しかも中骨ありだらけ、と不思議でならなかった。それで買い求めてビックリ。なんと中骨も背の方に伸びる神経棘も真半分に割れている。だからこんがり焼くと骨が香ばしいのだ。当然肋骨はそのままだし、たぶんニシン目のように小骨があるものは意味をなさないと思うが、スズキ目に関する限り画期的な発明?である。これはいかなる機械を使いしものか? 奇妙きてれつ、まか不思議だ。

 これなら肋骨、背ビレ棘などを除きバリバリ香ばしく食べることが出来る。しかもクサカリツボダイの濃厚な脂の甘味が感じらるのは干物としても優秀なんだろう。

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 さて、干物というのは、もっともっと米食とともに現代人に食べて欲しいものだ。でも所謂「骨なし魚」というのは東南アジアの低賃金をもってはじめて出来るものなのだ。これなど無駄な労力エネルギーを使い、また同じアジア人に骨とりまでして頂く、まことに恥ずべきことかも知れない。我々この国の人間ももっと小骨だろうが、大骨だろうがバリバリ食べる。もしくはこのように技術革新を進めていくことが大切なんだ、と思う今日この頃である。

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ショウマル下谷 千葉県銚子市明神町の204の1
市場魚貝類図鑑のクサカリツボダイへ
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 木曜のことだ。疲れた足取りで八王子魚市場の入り口に向かう。そして見るべきものもなくうなだれていたら、源七のあんちゃんから、「疲れた顔しやがって、これ飲んでけよ」と呼び止められる。よくみると皆、手んでにカップを持っている。飲んでいるのは真っ白な液体。そのかたわらでアサリが湯気を上げているところを見ると貝殻の壊れたのを茹でたのがわかる。そのアサリの量がすごい。だから鍋の白い液体はアサリの茹でた汁なのである。とうぜんこの中にはアサリエキスが充満しているのだ。
 当然飲みましたよ。
 これが飲み始めるとやめられないくらいにうまい。まったく苦みがなく濃厚にアサリの旨味が、微かなアサリ特有の渋甘い味わいとなって口全体を刺激する。本当に2はい、3ばいと湯飲みに満たして、それでもまた大鍋からくみ取ってしまう。
 今週は日々大変であった。ほとんど息つく間もないほどに、時が過ぎて、疲れがたまりにたまってしまっている。そんなときにこのアサリのスープのなんとも体中に浸透することかは、表現のしようがない。

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 そして昨日、またまた源七では、船橋にあがったトリガイを大鍋で茹でる。この茹で上がりがうまいのである。ついつい、あんちゃんと立ち話しながら口に放り込んでしまう。トリガイの旨さは何と言っても上品な甘味、そして適度な弾力。

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 東京湾では船橋も、木更津も富津もトリガイ漁の最盛期。
 その大振りのものは開いて湯がき、小振りのものは佃煮にする。茹でているかたわらにまだ活けのトリガイがどっさりある。一キロ1000円だというので1.5キロ勝手に袋に入れて千円札を吉種登さんに手渡す。

八王子の市場に関しては
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