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やっぱり新子をバラで売るのは無理かな。『高野水産』としてはなんとか小口でも買えるように考えたのだろうけど、腹が切れてしまっている
八王子綜合卸売センター『高野水産』にバラの新子(コノシロの稚魚)が出ていた。これはめったにないこと。普通は海水を入れた袋に詰めて大中小のような形で売られている。だいたいキロ当たり最低でも5000円はするので500グラム詰めでも2500円はする。また出始めなどはキロ当たり2万円、3万円というのも珍しくはないので初手にはとても手が出ないのである。
その新子を一生懸命量って100グラム買う。今回の新子の重さの平均を出すためである。ちなみに出始めの頃は1匹3グラムほどである。そして今回は18匹で100グラムだから1匹5グラムほどだと言うことになる。この5グラムくらいの新子が決してうまいものだとは思えない。ボクの考えが正しければ1匹10グラム弱が新子の理想的体重、うまい盛りだと思っている。
今回の新子は開いて5分ほど立て塩に、それを水で薄めた酢で一度、生酢で一度洗った。新子だとこれでも酢が強すぎる気がする。このあたりは今後の課題である。
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2007年シーフードショーでいただいたもの