2007年12月24日アーカイブ

フグ目全般を改訂中
ナミダフグのページを作成
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ナシフグのページを作成
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シマガツオ科を改訂
オナガシマガツオのページを作成
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二枚貝フネガイ目を全面改訂
アカガイの下ろし方のページを作成
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掲載種 1968


ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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 ボクの個人的な意見ではあるが、世に出回る魚の中でシマガツオ(エチオピア)ほど重宝な魚も少ないだろう。
 刺身で良し、焼いて良し、煮て良し、また洋に染まって良し。これほど優良な魚であるのに、値段が安いというのも、うれしい限りだ。

 そんなシマガツオを八王子総合卸売センター『高野水産』で見つけて、もっとも大きいのを選んで買い求める。なんとキロ当たり800円(卸値)で1本1600円ほど。

 その夕べ、まずは刺身。頭部は梨割りにして一塩、ビニール袋に放り込んで一夜冷蔵庫。程良い風、天気晴朗なれど風強しのなか干す。片身を下げて、『市場寿司 たか』へ向かい、握りを堪能。
 さてさて、残りましたる身は海老名の海老さんにいただいた柚で幽庵焼きにする。

 幽庵焼きの地、基本は酒・味醂・醤油を1対1対1だけど、今回のシマガツオはやや身が柔らかいので味醂2に醤油1とする。そして翌日がちょうどいい漬かり具合だった。
 当然、夕ご飯はシマガツオの幽庵焼きとなる。
 金ぐしをして遠火で焼く間も、なかから脂がにじみ出る。柚の香りは焼いていてもしない。
 こんがり焼いて、食卓に。
 一口ほぐして口に放り込むと初めて柚の微かな香りがして、シマガツオの旨味が口に広がる。醤油と味醂の甘さは酒にもご飯にも合う。

 シマガツオは今が走りであり、年を越すと益々入荷が増えてくる。週に一度は買い込んで、ときに幽庵焼き、ときにみそ漬け、ときに干物につくる。
 やはり、こんな重宝な魚は、他には見あたらない、と毎年のように思い知る。

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、シマガツオへ
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