2008年6月27日アーカイブ

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 ここのところ「まんちょう」をよく見かける。
 買おう買おうと思いながら、なかなか買えないでいる。
 今朝だって、夜明け5時から大忙しで、画像の保存、メールの返信、はたまた雑用色々をこなして、市場に行き、旗野農園で今期最後のトマトを買い、そしてまた外出の時間が差し迫る。
 それでも八王子綜合卸売協同組合『マルコウ水産』クマゴロウのところで「まんちょう」を見つけたら素通りできなかった。

 買ったのが95グラム。
 クマゴロウが「100グラム以下はお売りいたしません」なんて言う。
 それじゃ、「じゃあただでくれるのかな?」というと、「100円置いておけ」という返事。
 キロ当たり1200円なのだからおまけはおまけだな。
 クマゴロウありがとう。

 持ち帰って、縦横に切れ込みを入れる。
 酒とすり下ろしたニンニクを合わせて、これをからめる。
 そして塩コショウ。
 塩一味、塩七味唐辛子、塩山椒というのもいいね。
 ガスレンジに餅焼き網を3枚のせる。
 ほとんど直火に近い形で、ものすごく短時間で焦がしながら焼く。
 できるだけ短時間に焼き上げるのがコツ。

 表面は香ばしく、中はジューシー。
 このジュから強い旨味が感じられて、しかもあっさりしている。
 この料理法が「まんちょう」のもっとも最上の味を楽しめる。

 さて、考えてみると「まんちょう」というのが何であるのかを書いていない。
 漢字は当て字で「万腸」、すなわちマンボウの腸の焼き鶏風である。
●器は倉敷市の武内立爾作

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、マンボウへ
http://www.zukan-bouz.com/fygu/sonota/manbou.html


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