久しぶりだね「まんちょう」

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 ここのところ「まんちょう」をよく見かける。
 買おう買おうと思いながら、なかなか買えないでいる。
 今朝だって、夜明け5時から大忙しで、画像の保存、メールの返信、はたまた雑用色々をこなして、市場に行き、旗野農園で今期最後のトマトを買い、そしてまた外出の時間が差し迫る。
 それでも八王子綜合卸売協同組合『マルコウ水産』クマゴロウのところで「まんちょう」を見つけたら素通りできなかった。

 買ったのが95グラム。
 クマゴロウが「100グラム以下はお売りいたしません」なんて言う。
 それじゃ、「じゃあただでくれるのかな?」というと、「100円置いておけ」という返事。
 キロ当たり1200円なのだからおまけはおまけだな。
 クマゴロウありがとう。

 持ち帰って、縦横に切れ込みを入れる。
 酒とすり下ろしたニンニクを合わせて、これをからめる。
 そして塩コショウ。
 塩一味、塩七味唐辛子、塩山椒というのもいいね。
 ガスレンジに餅焼き網を3枚のせる。
 ほとんど直火に近い形で、ものすごく短時間で焦がしながら焼く。
 できるだけ短時間に焼き上げるのがコツ。

 表面は香ばしく、中はジューシー。
 このジュから強い旨味が感じられて、しかもあっさりしている。
 この料理法が「まんちょう」のもっとも最上の味を楽しめる。

 さて、考えてみると「まんちょう」というのが何であるのかを書いていない。
 漢字は当て字で「万腸」、すなわちマンボウの腸の焼き鶏風である。
●器は倉敷市の武内立爾作

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、マンボウへ
http://www.zukan-bouz.com/fygu/sonota/manbou.html


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コメント(4)

マンチョウは美味しそうですね。実はマンボウの身は比較的普通に食べるのですがマンチョウは食べたことがなく何とか一度は食べてみたいと思っているのですがなかなか手にも入らず、出すお店もなくで・・・。
ところでマンボウといえば身のほうは水気が多くそのままでは保存に向かないので私はほとんど水を加えずに蒸し煮にして身は冷凍保存します。そのときに身自体から結構な量の汁が出ます。
これを勝手に-ン汁(上品じゃないので伏字)と名づけてとっておいて煮物のだしや汁物の隠し味に使います。イカのだしにも似ていますがそれよりも味が濃いように感じられ、この出汁で各種野菜を炊いたものは私の好物の一つです。
お好みに合うかどうかは分かりませんが・・・。

マンチョウがおいしかったのを思い出します。
居酒屋「ぼうずこんにゃく」で初めて食べました。
私の地元では見かけませんが、水揚げはされているんでしょうかね。

魚ログで見ると岩手方面では大漁みたいですね。でも、いまだに未食ですので見つけ次第で買い入れでしょう。

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あ2さん、高知県、徳島県などでも同様に料理しますね。味付けはみそであったり、醤油であったり。
ボクは単純に天ぷらにします。また鮮度がよければ肝和え。
海老さん、八王子でも買えますよ。
ヤマトシジミさん、日本海のものは捨てているようです。もったいない。

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このページは、管理人が2008年6月27日 12:54に書いたブログ記事です。

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