太郎のための夏のサンマ飯

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サンマ飯というのを作る。
比較的脂の少ない時期に作るもので、日本海のものとか、初夏の上りのサンマがいいと思う。
ところが若い太郎は、そうではない。
夏の脂の強いサンマを炊き込んだ、やや重い炊き込みご飯を、なんと紅ショウガたっぷりのせて食べる。
牛丼でもあるまいし、ボクはいつも傍らで、ミョウガとか青じそなんかを天に持って、しずしずと食う。

脂も、旨味もノリノリのサンマ飯がうまい。
このホロホロっとした甘さは、調味料ではなく、サンマの脂からくるのだろう。
丹波焼きの丼に中盛り。
半分はそのままで、半分は酸味のある阿波番茶で茶漬けにする。
茶漬けで食べるサンマ飯には毎回感激する。
これを食べるから、またサンマ飯を作りたくなる。

隣でもりもり、我はさらさらと丼を抱える親子なのであった。
そういえばツクツクボウシに混ざってアオマツムシの大合唱が始まっているのだ。

サンマ飯の作り方
1 水洗い(鱗をとり、内蔵をとる)し、トントンと4、5等分。
2 生しょうゆに漬ける。約半日以上。

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3 普通に米をとぎ、水加減。少量の酒、塩はやや多め、サンマのしょうゆ漬け、ショウガの千切りをのせる。

sannmasuihan09.jpg

4 我が家は羽釜なので、最初は強火で沸騰したら弱火で9分。
5 炊きあがったら15分以上蒸らす。一度サンマを取り出し骨を取り去る。
6 混ぜ合わせれば出来上がり、
  サンマは塩漬けにしてもいい。

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、サンマへ
http://www.zukan-bouz.com/fish/datu/sanma.html
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このページは、管理人が2009年8月19日 21:28に書いたブログ記事です。

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