このところ千葉県、三重県などからカタクチイワシがたっぷり入荷してきている。
3キロくらい入っていて、なんと千円もしない。
がんばって当座の総菜作りに励んでいる。
その定番的なものが生姜煮だ。
口にいれるとホロホロと崩れて柔らかい。
そこまで煮てしまうのが、当座煮というものだろう。
念のために書いておくと「当座」というのは「しばらくの間」という意味合い。
調理用語としては保存食とまではいかないが、一週間くらいは保つ料理という意味合いだろう。
夕ご飯前の昼下がりに、カタクチイワシを酢水で半時間くらいことこととたき始めて、ちょうど夕方には、煮上がっている。
これはご飯にも酒の肴でもよいもので、皿盛りにして、口の中に入れてはホロホロ。
甘みがあって、ホックリしていて、そこはかとなくイワシの旨味があって。
冷やの辛口酒にもってこいの肴だ。
酒の後には少し冷えてしまった飯の上にのせて、熱い番茶をそそぐと、これがうまい茶漬けで、格好の〆となる。
作り方
1 鍋にクッキングシートを敷き、カタクチイワシを並べていく。
2 酢と水を注ぎ。ことことと半時間。この汁は捨てる。
3 ここに水、酒、砂糖、生姜のせん切りをイワシの二倍嵩になるくらいの分量入れて、またことことと煮る。
4 煮汁がひたひたになったら醤油を加える。
5 煮詰まってきたら味見して、加減して、ほとんど汁がなくなったら出来上がり。
カタクチイワシの栄養
EPAの含有量が多く。
カルシウム、鉄分、ビタミン類も豊富。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、カタクチイワシへ
http://www.zukan-bouz.com/nisin/katakuti.html
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