松江には不昧公以来という老舗がいくつもある。
青山蒲鉾店もそのひとつだけど、実は不昧公(松平治郷)よりも古い。
この店のすごいところは現代風の味付けをしないところだ。
だからここの蒲鉾は子供が食べると物足りない、もしくは今時の味の強い蒲鉾を食べている向きにもちょっとねと思われそう。
実は、野焼き蒲鉾ほか、この店で作り出すものすべてが、じっくりと一切れずつ味わわないと良さがわからないのだ。
するとそこにあるのは原料魚の旨みであり、青山蒲鉾の製品にはそれ以外の不純物がない。
今回の「ゆずかまぼこ」はそこに+季節の味わいがある。
驚くべき厚みのゆずが、やや沈んだ色をして混ざっている。
厚みのあるゆずの皮を練り込んで蒸してあるので、色合いがくすんでいるのだけど、そのゆずの香りの高いこと。
ここにあるのは松江の四季だ。
このような歳時記を感じられるような製品がいっぱいありそうで、また松江に行ったら青山蒲鉾店のひっそりしたお店を訪ねたいものだと強く思うのだ。
島根県松江市『青山蒲鉾店』
http://www.umaimono-japan.com/aoyama/u-aoyama-top.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
青山蒲鉾店もそのひとつだけど、実は不昧公(松平治郷)よりも古い。
この店のすごいところは現代風の味付けをしないところだ。
だからここの蒲鉾は子供が食べると物足りない、もしくは今時の味の強い蒲鉾を食べている向きにもちょっとねと思われそう。
実は、野焼き蒲鉾ほか、この店で作り出すものすべてが、じっくりと一切れずつ味わわないと良さがわからないのだ。
するとそこにあるのは原料魚の旨みであり、青山蒲鉾の製品にはそれ以外の不純物がない。
今回の「ゆずかまぼこ」はそこに+季節の味わいがある。
驚くべき厚みのゆずが、やや沈んだ色をして混ざっている。
厚みのあるゆずの皮を練り込んで蒸してあるので、色合いがくすんでいるのだけど、そのゆずの香りの高いこと。
ここにあるのは松江の四季だ。
このような歳時記を感じられるような製品がいっぱいありそうで、また松江に行ったら青山蒲鉾店のひっそりしたお店を訪ねたいものだと強く思うのだ。
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三重県の「みえのうみ」おもしろい
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