サンマ開き干し

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サンマの食文化を10年くらい前から少しずつ調べている。今気になっているのは、サンマが全国区になったのはいつ頃か? ということ。
ボクは徳島県山間部に生まれたが、1960年代にサンマを食べた記憶がない。でも微かに覚えているのは我が家から数軒並び隣の、藤本という食料品店(この店昔はしょうゆ屋だった)の冷蔵ではない棚のカツの隣にあった半分の開き干し。
念のため故郷、吉野川中流域、美馬郡つるぎ町・美馬市の友人・親戚に聞いてみた。やはり全員食べた記憶がない。
サンマの棒受け網が本格化して、豊漁貧乏と言われたのは1950年代のこと。当然、加工しなければならない。いちばん身近で流通量の多い加工品は開き干しだろう。
サンマの開き干しの加工地として有名なのは千葉県銚子市、和歌山県和歌山市、兵庫県明石市など。生産量がいちばん多いのは銚子市だ。やはり開き干しの歴史も調べないとダメかも。
写真は和歌山県和歌山市「中井水産」、千葉県銚子市の下谷平次郎商店、兵庫県明石市「斉木商店」。
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このページは、管理人が2019年9月 7日 15:37に書いたブログ記事です。

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