8月19日のこと

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 朝方5時に目を覚ます。外は薄曇り、まだ涼しさが残る。メール・掲示板のチェック、画像貸し出しの規約を考える。
 朝食は「骨までおいしい魚」、味つけ豚ロース、納豆、おきゅーと、冷や奴、ご飯。
 寿司図鑑をアップして外出。
 八王子魚市場、やはり魚は少ない状態が続いている。青森県産ではないかと思えるハツメ、活けのヒラメ、コチ、愛媛の殻とり(活けのトリガイ)は高いはずなのにキロ/600円。1個100グラム上なので1個あたり70円くらい。安い。タイラギが500円、サンマが1本120円、ともに価格安定。
 八王子綜合卸売センター、高野水産は活発だが客が多くてゆっくり見ていられない。そんな中で雄武町からアツエゾボラ、なかにカラフトエゾボラが1個混ざっている。これを確保。キロ/1300円で1個250円前後。
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雄武産の文字を見るとなんだかワクワクする。
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アツエゾボラの中にカラフトエゾボラがぽつんと。

 八王子総合卸売協同組合、丸幸水産に羽幌産のトヤマエビ(ぼたんえび)、キロ/4500円であるから小振りでも1匹100円以上する。マグロは冷凍生ともにインド(ミナミマグロ)が多く、また安い。マグロの値段はまた別項で書かなければならない。すなわち一筋縄ではいかないのだ。
 八王子綜合卸売センター、『市場寿司 たか』でカラフトエゾボラ、マツダイと焼きウニの握り。ともにうまい。
 帰宅は10時前、画像貸し出し、土日に行う仕事の打合せの電話。
 11時過ぎに外出。公園から怒濤のようなセミの声。凄まじく暑い。ガラガラの中央線、今柊二の『定食バンザイ!』(筑摩書房)を読みながら気がつくと高円寺。ここで若い娘が隣に座る。その娘、四谷で降りるときに「おやじ暑苦しい」と捨てぜりふを残して降りる。「オレのこと?」と一瞬怒りを感じていると反対側にもオヤジ。
 お茶の水口から駿河台上のスクランブル交差点。この交差点に立っているときがいちばん暑さを体感できる。こんなに暑苦しくては、きれいなねーちゃんも目に入らないぞ!
 仕事は6時過ぎまで、懐具合を考えて神保町を避ける。しかたなく男坂を上っていると坂の途中でバカなカップル(略してバカップル)が迷惑を顧みずいちゃついている。「おまえら、不幸になれ」と心の中で叫びながらオジサンはやっと男坂を上りきる。息が切れる。
 ややましとはいえ、それでも殺人的な混み具合の青梅特快で立川駅。奥多摩そばで、冷やしかけ(300円)をかき込み、人心地つく。
 地元に帰り着いて『開花』でいっぱい。この暑さでは日本酒でもあるまいということで二階堂をキープしようとしたら切らしているというので無難な「いいちこ」。これでおつまみにカレー(変だと思うかもしれないがこれがうまいのだ)、とサンマの塩焼き。支払が3050円。焼酎をキープしてこの値段はやっぱり安いよな。
 帰宅は9時過ぎ。太郎と大好きな「元祖でぶ屋」を見てそのまま何もしないでダウン。娘にそんなことばっかりやっていると「石ちゃんみたいになるよ」と言われて、いっぱつパンチ。


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このページは、管理人が2005年8月20日 09:25に書いたブログ記事です。

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