8月27日のこと

0

 重い一週間が終わってやっと訪れた土曜日である。朝6時過ぎているのに甘美な寝床からなかなか抜け出せない。台風が去ってから朝方が涼しく、いちばん熟睡できる。それでも娘を連れて市場に向かう。
 八王子魚市場には7時前に到着。そこでせっせと魚を仕入れているのが八王子市の諏訪神社に近い鮨富さん。今日明は諏訪神社のお祭り。そのために一日、「立ちっぱなしにぎりっぱなしだよっ!」だって。
 八王子綜合卸売センターの駐車場は満車に近い。高野水産はまだ来ていない。『市場寿司 たか』は店外で待つ人がいる盛況ぶり。娘と八王子総合卸売協同組合、光陽で、娘はラーメン、モツ煮込み定食の朝ご飯。あわただしくお菓子や、飲料水を購入。河辺ハムで取って置きの焼き肉用の国産高級肉を買い、帰宅。
 帰宅後、ブログ、データ保存。正午前に子供達を連れて八王子の諏訪神社に向かう。
 八王子市四谷にある諏訪神社は平安期に出来た古い社。毎年26、27日に例祭が開かれる。神社の参道で厄よけ酒まんじゅうが売られることから「まんじゅう祭」と呼ぶのだという(以上市場で聞いたこと)。
 八王子駅から恩方(「夕焼け小焼け」の作詞者・中村雨紅生まれたところ)、四谷方面行きの多摩バスに乗る。思ったよりも遠く15分ほどもかかって陣馬街道沿いの諏訪神社にたどり着く。
suwajinja.jpg

 入り口に雅な屋台(山車というのかも知れない)があり左右に露店の出ている参道を神社に向かう。「まんじゅう祭」というのだから、蒸かしたてのまんじゅうを並べた露店が多いのかと思ったら2、3店しかない。その酒まんじゅうが小振りである。子供達はゲームやチョコレートバナナ、綿菓子に店に目を奪われている。
 ゲームは300〜500円、焼きそばが400〜500円でなかなか値段がいい。子供にせがまれてちょっと財布をゆるめるとすぐに福沢諭吉が飛んでいきそうだ。
 お腹が空いたので焼きそば(400円)と、たこ焼き(500円)、昼真っからちょっと失礼して生ビール(500円)をテーブルのある店で食べる。じりじりと熱気と湿気の立ち上がってくる中で飲む生ビールがやたらにうまい。なんだかもう一杯飲みたかったがゲームを早くやりたいと子供にせがまれて断念。娘は結局ハズレばかりで変なものを抱えて神社を後にする。お土産は五平餅300円×2と厄よけまんじゅう10個1000円である。
 帰宅は3時半。慌ただしくこんどはクルマで近所にある平山団地の『あずま魚や』に。ここは『市場寿司 たか』の渡辺隆之さんが多摩地区随一のインド(ミナミマグロ)を置く店だと教えてくれたのだ。ここでインドの大トロ1柵、2000円を購入。見ただけではわからないがこれは安い!


このエントリーをはてなブックマークに追加

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.zukan-bouz.com/mt-app/mt/mt-tb.cgi/88

月別 アーカイブ

このブログ記事について

このページは、管理人が2005年8月27日 17:33に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「トビウオはトビウオ?」です。

次のブログ記事は「多摩いちばんのマグロ」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。