9月19日のこと

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 早朝6時ちょうどに起きる。メール・掲示板のチェック、寿司ネタを選ぶが頭が明瞭ではない。
 朝食は、いものつるのきんぴら、飛騨古川内木商店の木綿豆腐、飛騨古川橋本商店の納豆、牛肉の西洋佃煮、卵焼き、金時草の茎と庄内麩のみそ汁、ご飯。
 午前中10時まで寿司ネタ図鑑とサイトの改訂。
 11時、八王子犬目を目差す。

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花を撮ったわけではなく虫をとったのです。でもこの花かわいい。
 
 犬目の八王子農協にクルマを止めて山を散策。コクワガタ、ヨツボシケシキスイ、無数の秋の花草、キノコを見つける。散策の合間に柴栗、タマゴタケをとり、持ち帰る。

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ぶくぶくと白くマシュマロの巨大なものに見える。そしてこれを割るとゼリー状のものが流れ出してくる。たぶんシラタマタケ。このゼリー状のものに胞子が含まれている

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我が家のキノコ狩りの主目的はこのタマゴタケ。他のキノコには恐くて手が出ません。こんなときには専門家の方に相談したい。

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多摩地区の山の幸を代表するのが野の柴栗。秋になると毎日、栗ご飯。ちなみに栽培の丹波栗の何倍もうまい。

 正午過ぎには農協にもどる。農協で今期初めてベカナ、谷中しょうが、トウモロコシ、高知産のゆず、間引きニンジンを買う。ベカナなど山東菜の系統の菜ものが出ると、まさに秋を感じてしまうから不思議。


 帰宅は1時過ぎ。簡単に昼食を済ませて、午後から膨大な画像を整理・保存。新しく食材のデータベースを作り、整理し直しているので息苦しいほどに作業が複雑。
 3時、少し居眠り、4時から画像の整理にかかっていると、宅急便が届く。
 高知市の永野廣さんからで、中身は真っ赤にゆであがった「えがに(トゲノコギリガザミ)」のメス、と「つがに(モクズガニ)」。脇から見ている家人の顔がほころんでいる。中にシュモクガイとベニグリなどがあって、これを1時間ほどかけて撮影。シュモクガイがカキ目だとばっかり思っていたら、ウグイスガイ目なので驚く。
 夕方、多めの出汁をとり、とってきた柴栗、タマゴタケなどをきれいに洗う。
 夕食はタマゴタケ、シシタケ、シイタケのキノコ汁、「えがに」、「つがに」、他には飛騨高山の赤かぶや常備菜、ご飯。

 キノコ汁のうまさに感激していたら、家人が目の色を変えて「つがに(モクズガニ)」をむさぼっている。完全に目の色が変わっていて恐い。栽培されたシイタケやシシタケのなかでタマゴタケのうまさが一頭ぬきんでている。
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「えがに(トゲノコギリガザミ)」と「つがに(モクズガニ)」のオスメス。対戦結果は「つがに」の方がうまい。それでもすっかりカニが片づいているのは、どっちも非常にうまいということだ。
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今夜の主役。「つがに(モクズガニ)」。

 食後、ぼんやりして、また画像の整理・保存。処理する画像よりも撮影する画像の方が明らかに多い。


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このページは、管理人が2005年9月20日 08:20に書いたブログ記事です。

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