10月7日のこと

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 朝、4時に起きる。あわただしく雑事をこなし、外出。横須加には7時半に到着。

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横須加東部漁協の沖にあるのが猿島。この周辺でとれるマアジ、カサゴ、ミルクイなどはブランド品となる

 国道16号を新安浦の交差点を折れると横須賀魚市場、そして港に入り東部市場はある。新安浦港、ここは何度か来ている。乗り合い船でねらうのは猿島回りのカサゴかマアジ。内湾なのでのんびりおだやかな釣りをした。
 すでに刺し網の水揚げが始まっていて、カサゴ、ウミタナゴ、スズキ、マコガレイ、ボラ、アカカマス、シログチ、スズキが見て取れる。

 今日ここにきたのは横須賀海上保安部の恵谷さんとメールでのやりとりをして、東部漁港の参事、田中さんを紹介されたため。田中さんは8時に来られて、年間の漁のこと、また昆布、ワカメ養殖のこのなどを懇切にお教えいただいた。
 次に水揚げするまで時間があったので横須加魚市場を覗き、『魚がし食堂 はま蔵』という店で定食を食べる。あまりに線の細い魚河岸らしくない定食にがっかり。

 刺し網の水揚げは低調に思えた。次に水揚げされたのは船曳のアサリである。これが機械の故障で早上がりしてきたというのに300キロを超える水揚げ。これに混ざるのが、「たこっかい(ウチムラサキ)」、ミルクイ。アサリに続いて巻き網の水揚げ。マアジとマイワシ。そしてミルクイの潜水漁である。こちらも大型のものを100キロも水揚げしている。

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潜水漁の名人。大漁の後の一服。

 アサリ、ミルクイはもう一度水揚げするというので周辺をクルマで見て回る。時刻はすでに11時半となっている。まず見つけたのが国道16号線沿いにあるレトロな中井パン店。陳列台をのぞくとシベリヤやロールカステラなどがある。そしてたくさんある調理パン。ハムぱん、カツパン、コロッケパン、ハンバーグパン、チキンカツパンに焼きそばパン。お昼に食べようとチキンカツパン160円とハムパン100円、お土産に山形食パン2きん440円、シベリヤを買う。試食させてもらった食パンがうまい。
 16号線を走ってみるがキリがない。左折して京浜急行の線路際の小道に入る。駅らしきもの(後で県立大学駅であることが判明)を右に見て16号にもどろうとして不思議な外観の店らしき建物を見つける。これが、天ぷら屋であった。建物自体が細長く孤立していて左右が2メートルほど。右手に持ち帰り用の天ぷらが置かれている。この天ぷらがうまそうだ。そして左手の暖簾に立ち食い部とある。時刻はちょうど正午になるときであるが、まだ空腹ではない。でもあんまり面白そうなので入る。ここで穴子の天丼600円。うまかったので正解。

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『天よし』は店も怪しいが、なかで天ぷらを揚げるオヤジはもっとあやしい

 東部漁協にもどりミルクイの水揚げを見て、ウチムラサキを分けてもらい帰途に着く。時刻は1時半、夕方、約束があるので渋滞を考えると葉山しおさい博物館には寄れそうにない。残念だ。帰り道なので田中参事に教えられた柴漁協に立ち寄る。これがなかなか見つからない。たどり着いたら3時を過ぎている。紹介された松沢参事と合い、柴漁協の話を聞く。柴漁協といってもぴんと来ないかも知れないが、ここが築地などでも有名な「小柴」なのだ。
 渋滞の横須加横浜道路、16号線を抜けて約束の5時ぎりぎりに帰宅。よしなしごとを済ませて、6時から画像整理。
 夕食は牛肉とゴボウ昆布ニンジンのすき焼き風、たこっかい(ウチムラサキ)・サザエ焼き、卵チャーハン。
 8時から『鶴瓶の家族に乾杯』を見て9時から画像の整理。11時を過ぎてダウン。疲れたな!


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このページは、管理人が2005年10月 8日 11:17に書いたブログ記事です。

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