いったいこんなに仕入れて大丈夫なんだろうか? 『スーパーイシカワ』の石川榮二さんの仕入れを見ているとビックリする。八角(トクビレ)、サヨリ、トビウオにハマフエフキ、カワハギに白みる(ナミガイ)、青柳(バカガイ)、つぶ(エゾボラ)、スルメイカにホヤも持っていくのかな。後はマグロが2種に、甘エビ(ホッコクアカエビ)の生、カキ、殻付きカキに、見ていてクラクラする種類の多さだ。しかも鮮度的にも魚屋とはとても思えない値段のものを平気で持っていく。
「石川さん、料理屋を始めるのかよ」と寿司屋が笑って言うが、これがほぼ毎日のことなのだ。刺身の種類、少なくて20種、多いと30種類を超える。しかもかなりマニアックな珍魚、たとえば沼津の、でんでん(オオメハタ)、ヒウチダイ、テングダイやツバメウオも出てくる。
この値段が380円、480円、580円、780円、980円のどれかなんだからおそれ入谷の鬼子母神てなもんだ。ぼうずコンニャクも生活に疲れ果てたときにはスーパーイシカワで刺身の船を2〜3というのが定番になりそうだぞ。
スーパーイシカワ 八王子市小宮町835番地 電話0426-42-7349
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10月9日のこと