2005年11月 7日アーカイブ

 秋になるとぐっとうまくなるのがヨロイイタチウオ。市場ではもっぱら「ひげだら」と呼ばれている。値段は大きいものでキロ/2000円以上。高値安定型の魚で、選び方のコツは出来るだけ大きいものを選ぶこと。
 この魚、世間では高級魚「ひげだら」として知る人ぞ知る存在なのだが、現物を見たことのある人はほとんどいないと思われる。その現物は高級魚とはいえ、なんとも情けない面構え。地方では「なまず」とか「沖なまず」と呼ばれているごとく、どこか醜いのだ。
 その醜い深海の魚がなぜ高いのか? それは全魚類参加の「世界昆布締め大会」で優勝経験があるからだ。まさにオリンピックの金メダリストのように光り輝いて、多くの食通を感動させた。そして食通でもない、ぼうずコンニャクですら旨さに泣けてしまうのだから、小泉首相は国民栄誉うまい賞でも贈呈したらいいのだ。
 晩秋から冬が旬のヨロイイタチウオの昆布締め。料亭で食うか、自分で作ってお安く済ませるかは、勝手に決めてくれ!

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市場魚貝類図鑑のヨロイイタチウオへ
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ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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 目覚めたのは6時過ぎ、寝床で『小津安二郎の食卓』(貴田庄 ちくま文庫)を読んでいたら、もう一度眠ってしまい、気がつくと8時過ぎ。慌ただしく朝食を作り家族を送り出す。
 9時前から画像の整理、ブログ、寿司図鑑作成、雑事、メール・掲示板のチェック。こんなことで正午を過ぎる。時間が過ぎるのが早すぎる。

 昼食は長野県大町市『河昌』の「おざんざ」。四国は麺どころ、麺食いなので乾麺も見つけるたびに買ってしまうのだけれど、これはもっともうまい乾麺のひとつだ。昆布を使ったかつお節の汁で2袋があっという間になくなる。

 午後は同定のためのプリントアウト、そして画像の再々整理。
 3時過ぎに日本酒を買いに近所の酒屋に。ジャージーだけでは身震いするほど寒い。桜、ケヤキが紅葉して、公園には色とりどりの落ち葉。キャッチボールする親子。サッカーをする子供達。なんだかムキになって公園を走り回っているオヤジ。こんなにたくさんの元気な人間がいて見ていて気持ち悪い。
 帰宅後またプリントアウト、画像の整理。終了は6時過ぎ。途中疲れてブログを書く。

 夕方、一夜越しで干した白菜を漬ける。白菜はまだF1で短期栽培のもの。甘みももう一つだし、葉先の肌理も悪いのだ。それで甘みを足すために今回は梨を使ってみる。
 夕食はあり合わせで、鶏の唐揚げ、冷凍餃子、スリナムのクダヒゲエビを使ったサラダ、大根のみそ汁、ご飯。スリナムのエビは家族には好評そのもの。沼津でとれるナミクダヒゲエビはなんどか持ち帰って食べさせているが、家族には不評だったのだ。ナミクダヒゲエビだと思っていたのは間違いだろうか? 酒は熊本の「美少年」冷やおろし、肴は人形町『ちとせ屋』のハゼ、アサリの佃煮。この佃煮、絶品。値段が値段だから当然とは思うが、予想以上なので感激してしまったのだ。

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メークイン、ニンジン、ブロッコリーにスリナムのクダヒゲエビ。ドレッシングはスダチとオイル。このエビの甘さがサラダにアクセントをつけてくれている

●食後、スリナムのエビの同定をしてみる。やはりナミクダヒゲエビではないのではと思われた。

 食後、どっと疲れが出る。頭痛は3日目でやっと和らいできた。そのために食後、北野たけしの『座頭市』を見てしまう。思ったよりもエンターテインメントに徹した映画なのに感心する。
 11時に、シャワーを浴びてそのまま布団に倒れ込むようにダウン。


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