目覚めたのは7時前、のんびりした気分になり少しだけ『しろばんば』を読む。井上靖の子供の心理描写の素晴らしさを堪能する。
7時過ぎにはパソコンに向かう。昨日怠った日記を書き、ついでにブログ用のも作る。ここで書くのも変だが2つはまったく別物である。この時間にパソコンの前の窓が暗いのは、今日は曇りだろう。一日引きこもるつもりなので、関係はないのだが。
朝食は、海人・つづきさんにいただいたもの、ビワマスの甘露煮、雑魚、セタシジミを食べる。これにおしつけ(アブラボウズ)の煮つけ、生卵、目玉焼き、ブロッコリーに納豆、もずく、ご飯。
琵琶湖の環境はあまりよくなっていないようだ。その昔、大きな産業であったセタシジミ漁も今ではほそぼそと行われていて、中央市場にはほとんど来ない
ビワマスの甘露煮は丸のままを炊きあげたもので、食べてみると内臓も入ったまま。腹の回りや内臓に微かな泥臭さを感じるが、予想外に上品な味わい。それでいてご飯にも合う。今津町魚友の技が光るものなのだ。
午前中は画像の整理・保存。出来るだけメールの返信。これで時計を見ると1時過ぎなのだ。
家族は『ハウルの動く城』を見ていて、昼食はてんでんばらばらにとる。
午後からはデータを整理する。特にマンボウとヤリマンボウの混同を早く解消しなければならない。寿司図鑑作成。ハマダツのページ作成。雑事がなくても寸暇もない。
5時になり、画像整理を続けながら料理を始める。真鶴から持ち帰ったアカイカのげそとメークインをこっくりと炊く。豚たんに塩コショウ。アカドンコ鍋の用意。海人・つづきさんからの鮒寿司の撮影。味見するとヘラブナ材料なのは明らかだが充分鮒寿司本来の旨味を堪能できる。
夕食は豚たんの塩コショウ焼き、アカイカとメークインの煮物、アカドンコの鍋、ビワマスの甘露煮、雑魚。
イカとジャガイモを炊くのは多摩地区の郷土料理のひとつ。思いっきり田舎臭く煮る
酒はこれまた海人・つづきさんにいただいた『不老泉 木桶仕込 山廃純米大吟醸 生原酒』、肴は鮒寿司。滋賀県の酒はくどいほどに旨味があり、これが酸味旨味の塊である鮒寿司によく合うのだ。大きな鮒寿司をぺろり半分食い尽くす。これを食べ始めるとやめられないのだ。今年はなれずし三昧をしようかな?
食後、画像の保存を出来うる限りして、11時にはダウン。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
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