2006年1月27日アーカイブ

 朝方6時に目覚めても身体が動かない。ぼんやり時を過ごして起きあがったのは7時前のこと。
 朝食は豚肉の塩コショウ炒め、マツモのみそ汁、アズマニシキのバター焼き、漬物など常備菜、ご飯。

 市場からは10時過ぎに帰宅。寿司図鑑を作成。今日から4集となる。あと700かんで千かん(千種の握り)となる。日暮れて道遠しにならなければいいが。
 アズマニシキ、アズマニシキの刺身、焼きアズマニシキ、マツモ、コノシロ、目差し、目刺しの焼いたものを撮影。撮影枚数300枚で2時間を要す。画像データのコピーも出来ずに外出の準備。

 昼食は手早く、目差し、アズマニシキを焼いたもの。しかし寒の目刺しのうまさよ。

 快晴で日向は暖かい。午後の中央線はもっと暖かく熟睡して気がつくと四谷駅を過ぎている。目に映る外堀がなんだか寒々として見える。
 10時過ぎまでお茶の水。凄まじい混み具合の中央特快に乗り込むと日野の高校生がふたり新宿から乗り込んでくる。
「来年、どこの大学行くの」
「オレ学芸大かな」
「そうなんだ」
「もう遊んでいられないよな。一日一日真剣に生きなきゃな」
 聞いていて「やるじゃないか日野校生」とうれしくなる。でも学芸大は難しいぞ。
 帰宅は11時半。風呂に入り、画像の整理にかかる。終了は2時半。


ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/

 市場に着いた途端に「魚が高いらしいよ」と知り会いの寿司屋に声をかけられた。そして場内に入ってもそんなに値が上がっているとは思えない。これは「魚が高いと八王子まで持ってこない」ということなのだ。
 貝を扱う鈴木さんのところに諫早からマガキが来ている。これは珍しい。北海道厚岸、釧路、佐呂間、そして岩手、宮城などから来るが殻付きカキのほとんどで、九州は初めてではないか?
 あんちゃんのアカガイを剥いているのを見て『源七』を通り過ぎ、『海老辰』にくると、また韓国からコケライシガキガイが来ている。キロ/1200円でこれはお買い得。
『源七』には鮮度のいいコノシロ。これがキロ/1000円なので購入。
 八王子綜合卸売センター、『高野水産』には九州からマルアジ。八王子総合卸売協同組合『やまぎし』には山陰からハタハタ。『ヤマサン』でウルメ削り節を買おうとしたら品切れ。
 八王子綜合卸売センターにもどって『フレッシュフード福泉』に三河湾からまことにきれいな目差し(カタクチイワシ)。一串4匹×3で120円。2パック買って帰る。忙しい時でなければ肴なのだが、これは朝ご飯用である。『丸相』にうるい(オオバギボウシ)。1パック300円なので諦める。
 新しく市場に入った『伸優』には炭が山積み。その産地はミャンマー(ビルマ)なのに驚く。

sumi.jpg

『市場寿司 たか』でアズマニシキ、ごっこ(ホテイウオ)の卵、鹿野川産モクズガニの握りを撮影。気仙沼からきたアズマニシキがうまい。
 何気なくネタケースを見るとハタハタの酢締めがある。「これがうまくてさ。あまったら持って帰ろうと思うんだけど、全部うれちゃうんだよ。家の娘が食べたいって言うのに困ったよ」。これは困っていない。お客には皮をつけた方が人気があるという。

 帰宅途中、浅川沿いの旗野農園で白菜、水菜、壬生菜、だいこんを買う。


ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/

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