1月28日(土曜)の市場便り

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 外に出ると、まるで冷蔵庫にいるような寒さだ。八王子魚市場、『源七』のストーブを囲む人多し。なんだか楽しそうだ。
 その『源七』に40センチくらいはありそうなアカカマス、産地は境港なのだけど鮮度ともに一頭地を抜きいでている。値段は恐いので聞けない。松浦「久保田商店」からイボダイ。こはだ(コノシロ)、マサバ、そして当然たっぷりのアカガイ、青柳(バカガイ)、アサリ。
 八王子魚市場、福島県請戸「マタイチ活魚問屋」からヒメエゾボラがたっぷり。確か去年の福島行でこの店の前を通った。この店(荷主)のヒメエゾボラはよく見かける。
 愛媛、京都、長崎県松浦からマアジ。値段はキロ/1000円(1箱5000円くらい)なので高いのではないか?

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安いもので1箱3000円、高い京都で5000円。マアジはなくなると魚屋が困ってしまう。えらい魚なのだ

 なかずみ(コノシロ)、千葉のマイワシ、富山県氷見のヤマトカマス、長崎県佐世保のイトヨリ、産地不明のアイナメ、マダラ、マコガレイ、北海道「和田商店」からチカ、青森県八戸からなめた(ババガレイ)、伊勢湾答志島からシロギス。特種には活けのしまえび(モロトゲアカエビ)、甘えび(ホッコクアカエビ)、長い箱に1匹ずつ入れられたクロムツ。魚が揃ってきていて楽しい。
 八王子総合卸売協同組合に回ると『丸幸水産』には今日も見事なだるま(ケンサキイカ)、函館からごっこ(ホテイウオ)。『光陽』でもやしラーメンを食べて朝食とし、『三恵包装』でチーズを買う。
 八王子綜合卸売センター、『高野水産』には大分からたっぷり荷が届いていてホウボウ、小だい(マダイ、チダイ)、香川県産ではないかというサヨリ(キロ/1500)も2箱。そんなときに社長が特売だよと持ってきたのがタイラギ。1個200円とは破格すぎないだろうか? 伊勢湾篠島「マルキ商店」からだが貝殻が小さいのに貝柱は大きい。素晴らしいタイラギに思わず買ってしまう。福島県からはヒメエゾボラ(キロ/800円)、これも少々買い。
 喧噪甚だしい『高野水産』の前にあるのが『フレッシュフード福泉』。先日買ったうますぎる目ざしを探していると店頭に輸入(アメリカかカナダ)のイワシの丸干し、うまそうだが1箱単位なので断念。ついでに目ざしを買うのも忘れてしまった。

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輸入マイワシは斑紋が大きいのですぐにわかる

 寒いを通り越して冷たい市場である。なんだか疲れて脚が凍ってしまったように硬い。『南京軒食品』でチャンポンと焼きそばの麺を買い、『大商ミート』で豚三枚肉を買う。
 そこに八王子のそば屋「松あさ」が来る。
「あのさジャパネット高田でねニコンのデジカメ、600万画素の交換レンズがついているやつ。12万くらいかな、売ってるんだけどどう思う」
「やめな、デジカメ買うなら398(さんきゅっぱ)か5〜6万ので充分」
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『大商ミート』のおじさん。いつもオマケしてくれてありがとう

 こんな話に時間を取られて『大商ミート』の時計を見ると9時。『ケン水産』でチャンポン用のスルメイカを買ってやっとクルマまで帰り着く。


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このページは、管理人が2006年1月29日 10:31に書いたブログ記事です。

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