八王子魚市場には8時過ぎに到着。期待しないで鈴木さんの貝の売り場を見るとハマグリらしきものがある。
「これ桑名だと思うよ」
鈴木さんが自信なげに話してくれる。
「でも熊本だっけな」
これならハマグリであるのだが、どうしても産地がわからない。また三重県にはハマグリは漁をするほどには残存していない。研究者によっては長良川河口堰(これを作ったヤカラは愚か者である)のため絶滅したとも言われている。熊本、大分にはハマグリが残っているが、これ自体本当に「ハマグリ」であるのかいったい誰が知っているんだ。
産地不明のハマグリ。いったいどこから来たのかな
近海には富山県氷見からバラいか(スルメイカの小振りのもの。下氷で並べて数を合わせて送ってくるには小さすぎる)、そして隣には冷凍のスルメイカ。特種には閂(サヨリのデカイやつ)があって、どう見ても5000円/キロ以上。1本700円くらいかな。このところサヨリの入荷が多い。
サヨリというのは刺身にして春らしさを感じる魚である。それが釣りに世界では寒風吹き荒れる冬の魚なのだから不思議だ。
八王子総合卸売協同組合、「丸幸水産」にはアラ(ハタ科マハタ属ではなくハタ科アラ属の)が来ている。5〜6キロほどで4500円/キロ。これは見事。
九州で「あら」というとクエ(ハタ科マハタ属)のことを差すことが多い。それが標準和名のアラ(ハタ科アラ属)もあってともに高級魚なので紛らわしい
八王子綜合卸売センター『高野水産』には釧路からウサギアイナメがたっぷり来ていて600円/キロなので撮影するために2本購入。平貝(タイラギ)の入荷は続いていて比較的値段が安定している。
『丸相』(八百屋)にはギョウジャニンニク。値段は400円だという、また新じゃががあって手頃な大きさなので購入。葉ニンニクなど野菜が動いてきている。
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最近、コメントを書いて「書き込む」を押しても無視されてしまいます。
何でだろう?と思っていたのですが、ひょっとするとURLを貼って
あったのがいけないのでしょうか?もしこれが書き込めたら
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トラックバックも出来ませんでした(;_;)
どうやらseesaaには私のブログは嫌われているようです。
ぼうずコンニャクです。どうしてでしょう? 考えてみると最近コメントもトラックバックも来ませんね。どうしてだろう?
多分spam対策なんでしょうね。
spamコメント、spamトラックバックがサーバーに
かけている負荷は相当なものらしいです。