2日あけての八王子魚市場。キンメダイやマダイなどがあるものの慌ただしくてじっくり見ることが出来ない。
特種に三重県的矢湾蛸島町「的矢湾あだこ岩がき研究会」からイワガキ【日本海。陸奥湾以南の太平洋側に普通に見られる。昔は産地が限られて高級なものであったが、近年産地が急増、やや値が落ちてきている】。的矢湾といえばマガキの養殖で有名。イワガキを出荷するにマガキの出荷技術を生かすことが出来る、ということか? またマガキと合わせると年間を通してカキの出荷が可能となる。
市場魚貝類図鑑のイワガキへ
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/pteriomorphia/kaki/iwakaki.html
『源七』には三番瀬からアカニシ【北海道南部から中国大陸までの干潟に棲息するやや大型の巻き貝。味がよいのだがあまり一般には流通しない。値段は安い】、サルボウ【東京湾以南から韓国、南シナ海の干潟に棲息。小型で煮つけなどにされるが刺身も美味】。
時間がなくて、『総市商事部』でジャイアントコーンを5缶購入して市場を後にする。
帰途、旗野農園でサンチュ【かきちしゃ 結球しないタイプのレタス。韓国でよく栽培されるもので焼き肉などを巻いて食べる】、サニーレタス【結球しないレタス。品種が出来たとき、当時売れに売れていた日産サニーにあやかって「サニーレタス」と名付けた】、スティックセニョール【分枝するタイプのブロッコリー。分枝した茎が軟らかくうまい。これは品種的にも素晴らしいもの。確か「サカタ」の品種だったかな】、小町かぶ【小かぶの代表的なもの】、ラディッシュ【二十日大根。赤い小型の大根であり。生で食べるもの】、たらの芽【タラノキの芽。春から初夏までの新芽を天ぷらなどにする】。旗野農園は無加温のハウスなのでトマトはまだである。それでも日々楽しくなってくる。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
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4月15日(土曜)の市場便り