4月18日(火曜)のこと

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 昨日買ってきたカレーパンが残ってしまっている。子供達はスパゲッティが食べたいという。しかもこちらは忙しくて、頭がクラクラしてきている。こんなときには感性のおもむくままに台所に立つのだ。
 まずイサキを卸す。台所が汚れるのがイヤなのでウロコを引かないままに三枚に卸して、血合い骨を抜き刺身にする。これが7分近く要してしまっている。今日は不調である。鍋に湯を張り、そら豆【天豆 関東では千葉県が産地。秋に種まき春に収穫なので多摩地区で作るのは難しい。値の張る豆なので贅沢品】を茹でる。多摩地区でいちばん安い八百屋『ビックリ屋』ですら480円もした。そら豆を茹でた湯に今度はスパゲッティを放り込む。そら豆とスパゲッティの塩加減は同じなので便利だ。
 茹で時間は7分。この間にレタスを洗い水を拭き取り、アボカドを切り、ニンジンを切り、ベニズワイのフレークと合わせてサラダにする。
 オオカラフトバイの煮つけを作る。今回は酒、ほんの少しの砂糖、しょうゆと水。テフロンフライパンにサラダ油とニンニク、牛こまを入れて火をつける。牛肉に焼き色が付いたときにスパゲッティが茹で上がり、これを加えて炒める。最後に大量の青じそを加えて出来上がり。
 時間にして30分もかかっている。これはメールの返信をしながら作る朝食なら合格だが、パソコンを消しての夕食では失敗に近い。
 夕食は牛肉と青じその炒めスパゲッティ、茹でそら豆、オオカラフトバイの煮物、カニサラダ、イサキの刺身、めかぶ【ワカメの成長部分。延喜式の「海藻根」があり、これが、めかぶに当たるという】、ヒジキと油揚げの炒め煮、漬物。これに本所森下町『カトレア』のカレーパン。酒は「土佐鶴 辛口 本醸造」。

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我が家ではそら豆の皮は食うべしと子供にも強制している。そら豆は皮ごと食ってこそうまいのだ。


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このページは、管理人が2006年4月19日 09:33に書いたブログ記事です。

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