4月4日(火曜)の市場便り

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 市場の殺風景な入り口から、貝の売り場にまできて、そのとなりに鈴木さんが集めてきているのが葉蘭【はらん 弁当で食べ物のしきりにする。また寿司や刺身の飾りに使う】、ヒバ【魚などの盛り合わせ、また贈答用の鮮魚の下に敷く】、坂本菊【坂本とは滋賀県比叡山入り口の坂本であると思える。明智光秀が初めて城持ち大名になった場所。ここでとれた小菊ということか? 食べられないのでまったくの飾り】、穂紫蘇【青じその花芽である。これは香りがよく、刺身の妻。青じその穂は本来夏か秋に出る物。総て温室での栽培】、大葉【青じそ】、赤芽【タデの芽、これも刺身の妻】、笹【寿司などをもるのに使ったり、蒸しものをのせたり、また料理を巻いたりもする】などが所狭しと並んでいる。これは明らかに荷が少ないため。

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 近海、特種ともにめぼしいものが皆無。

 諦めて『海老辰』には、青森産かき【ミネフジツボ 青森ではこれを「かき」と呼ぶ。本来天然物をとっていたが細々とだが養殖もされている。大きくなるフジツボでキロ/3000円もする。この重さのほとんどは食べられない周殻と呼ばれる部分、可食部の値段は魚貝類一高い】。

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市場魚貝類図鑑のミネフジツボへ
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 脇に大分産だというハマグリ【昔は日本全国の内湾に無数にいた二枚貝。現在では絶滅危惧種。まさかハマグリが絶滅するとは思っていない人が多いかも知れぬが、このまま自然破壊の大好きな国土交通省や農林水産省のやり方を通すと間違いなく死滅する】があり、種がわからない。大分ならハマグリであるかも? でも形からするとなんか変だ。
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市場魚貝類図鑑のハマグリへ
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 青森県八戸市「かねと水産」からキタムラサキウニ【北方系のムラサキウニ。身の色合いが薄く黄色い。剥いた物は弁当箱型の木箱にはいって「白」と呼ばれる。高価なもの】。

 八王子綜合卸売センター『総市水産』には千葉県鴨川から巻き網でとったと思われるわらさ【ブリの50センチから70センチほどのもの】。この天然のブリの若魚もっと食べれれていいし、値段が安すぎる。

 八王子綜合卸売センター『河辺ハム』の前を通ると見事な和牛がある。どうせ高いだろうなと冷やかさずに通り過ぎる。『河辺ハム』は目立たない肉屋だが凄い和牛を持ってくる。過去にここで凄いステーキ肉を買ったことがある。うまいぞ!

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『市場寿司 たか』でエゾフネガイ、ホッカイエビの握りを撮影。ともに美味。


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ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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このページは、管理人が2006年4月 5日 08:32に書いたブログ記事です。

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