朝方は曇りでほっと一息。八王子魚市場場内に入ってもやや落ち着きを感じる。
鈴木さんのところには噴火湾から「真つぶ」と書かれてエゾボラモドキ。これは単に澤田水産の誤りだろうか、これがキロ/1100円。
近海にはサンマが壁を作っている。どうも大型船のものであるよう。1本100円から200円。これくらいで値段が推移すると漁師さんも困らないだろう。
また片隅に今年も大阪湾から「ベッコウシジミ」、そして愛知県弥富市木曽川からもシジミ(ヤマトシジミ)。
特種には北海道羽幌から「しまえび(モロトゲアカエビ)」。これがキロ5500円であり、1匹35グラムだから約190円。いい値段だがうまいのだ。
『源七』ではあんちゃんがにし(アカニシ)を茹でて貝殻から出している。「あんちゃんの茹でたにしはうまい」と言うと一個くれた。
八王子綜合卸売センターにまわる。「高野水産」には噴火湾から大量の小ハタハタ。大分県「丸昌水産」からメイチダイ。
八王子総合卸売協同組合「丸幸水産」に根室から「真つぶ」に混ざってクリイロエゾボラ。
八王子総合卸売協同組合「恒川」でバナナを買うべきか悩むもやめる。どうも最近の子供はバナナが食べたいと思わないらしい。ちなみに「恒川」では大きな室を持っていて自家熟成をしている。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
2006年8月24日(木曜)の市場便り 後の記事 »
2006年8月26日(土曜)の市場便りと日記