秋田のなべ婦人に頂いた「甲斐の開運」のパンフレットに河口湖高田屋の名物として「いるかごぼう」というのがあった。それで問い合わせたら、電話の向こうの女性が「毎日あるものではないので魚担当に聞いてきます」と言って、いろいろ問い合わせてくれ、「今日イルカの肉があるので、おいでになるんだったら作ります」とのこと。我が家から河口湖町までは一時間ほど。午後からの予定を総て取りやめて中央高速に入る。上空には晴れ間があるものの遙か西の山際には黒雲が迫っているのだ。そして河口湖町に行く前に立ち寄った富士吉田市では大雨。名物のうどんを食べて駅の建物に入っているスーパーに下りるとさっそく岩手産のイルカを見つけた。かたまりと切り身があって、「お煮付けでどうぞ」とラベルにある。
そして河口湖町「フードストア 高田屋」では惣菜部の女性がわざわざ「いるかごぼう」を作って待っていてくれた。この「フードストア 高田屋」には地納豆や日本酒、また高級なエキストラバージンオイルまでおいてある。小さいけど優れた店なのでビックリ。
イルカ料理を探し、たっぷり無駄歩きをして、帰宅は6時過ぎ。なんと『つり丸』の締切を忘れていたのを知って大慌て、なんだか凄まじい一日となってしまった。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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酒に合いすぎるマルハラフーズ「本漬け 塩さんま旨味干し」