最近の水産加工品を見渡して目立って多いなと思われるのが魚の〆ものである。すなわちしめ鯖、しめサワラ、しめサンマ。そんななかで思わずうまそうなので買ってしまったのがこれである。
サバで表面に焼き目を入れているのが目立ってきているがサンマでは初めて見た。それで思わず1枚だけ買い、晩酌の肴とした。これがなかなか美味なのだ。酸味が軽く爽やかなのはタレ、すなわちポン酢にリンゴ酢を使っているからかも知れない。この製品で問題なのは2匹分だと晩酌には多く、今時の核家族が進みすぎた世にあっては持てあましかねないこと。1匹ずつ別梱包の方がいいと思う。
また「手焼き」とはなんだろう。手でひとつひとつ焼き目をつけたのだろうか? このあたりは意味不明だ。
しかしこのように市販のものの味わいが上がってきているがために、街の魚屋で〆ものを作らないという店が出てきている。ボクはまだまだ手作りで作り上げたものの方が市販の製品よりも上だと思っている。
島倉水産 青森県八戸市江陽5の7の29
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東京都築地市場厚生会館『魚四季』