カツオを一本買い求める。刺身や同じように生っぽい「たたき」だけでは食べきれない。だから唐揚げ、中落ちの煮つけなども作って食卓に並べる。それでも翌日、一般家庭だとまだまだカツオは残るだろう。そんなときに作るのが「カツオの揚げたたき」である。
これはいわゆる「たたき」よりも数倍簡単で失敗のない料理である。なにしろ強火で表面をコンガリと揚げるだけなのだから。
まず予めタレを作っておく。基本は酒1、みりん1、ほんの少しの砂糖、しょうゆ1。まずは酒とみりんを合わせて鍋に入れる。火をつけてアルコール分が飛ぶくらいに湧かす、すぐに火を弱めて砂糖を加え、最後にしょうゆを入れて味をみる。好みの味加減ならすぐに火を止めて冷やす。
カツオ4分の1は高温の油で表面がかりっとするほどに揚げてしまう。よく油を切ったら熱いウチにタレに漬け込む。火の通し加減は好みで。我が家は子だくさんなのでやや強く火を通す。
切り方も適当でいい。スライスオニオンやネギなどをあしらい新しいタレをかけて出来上がり。あとはマヨネーズだろうが柑橘類だろうが、好みの食べ方で食べる。
市場魚貝類図鑑のカツオへ
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すけその煮つけにネギを入れて