いきなり自慢するのもおかしいがボクには和歌山に愛人がいる。とても魅力的で可愛らしい。しかも魚屋さんなのである。その和歌山から便りが来た。
まあ言うなれば「ラブレター フロム 和歌山」ってヤツですな。そこにはまったく艶めいたものは入っていないけど、いっぱい魚貝類が詰め込まれている。アイブリ、マエソ、ソコイトヨリ、カワハギにジンドウイカなどなど。その上、さすが我が愛人である。サメの湯引きまで入っている。
「これで今晩はいっぱいやっておくんなましね」
そんな粋な心配りだ。
いい魚があってうまい夕食をとりながら、ボクは魚々ちゃんの「魚々ちゃんさかなや」の開店準備を始めるのだ。
がんばるぞ!
●以上は、魚貝類が送られてきたということと、魚々ちゃんが可愛いという事実以外はあくまで総てフィクションです。こんなこと書かないでもみんなウソだってバレバレかな?
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千葉県銚子市田原缶詰「ちょうしたのかばやき さんま」
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写真はまるで、和歌山市近辺の底引きで揚がる魚の縮図ですね。
フカ(サメ)の湯引きは、和歌山ではスーパーでも当たり前のように販売されています。
写真のものは皮肌から見て間違いなく地物フカの湯引きですね。
さかなやおやじさん、おはようございます。江戸前寿司屋でやる気のある人には、これは魅力的です。小イカは煮いかになりますし、アイブリは握ってうまい。ソコイトヨリは湯引きして、これも握りになります。寿司というのは鮮度的には刺身ほど厳格ではありません。むしろいかにその魚の旨味を引き出すかです。
またフカの湯引きはうまいですね。これを送ってくれた魚々ちゃんは有田とか、湯浅とか詳しいし地盤としているのですが、こんなの東京でも手にはいるといいでしょうね。和歌山の魚すごい。