2007年6月16日 岡山の旅01

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 金曜日の夜9時半、きんのり丸さん、ヒモマキバイさんと武蔵野の片隅で落ち合う。このへっぽこトリオを乗せた愛車次郎君が中央自動車道八王子インターから遠く岡山を目差す。
 中央自動車道から名神に入り、中国自動車道ときて山陽道方面に折れ込む、そこに「徳島、岡山」の文字を見たときようよう夜が明けてきた。この空の青色の強さがはっきり関東とは違って見える。この鮮やかな青空と比べるとボクの住む関東の空はどこかくすんで墨っぽく暗いのである。この空と大地の鮮やかさ、明るさを見ると「西に来たのだなー」、とボクの心が開放的になる。
 山陽道の分岐点を過ぎると三木市、小野市とまるで戦国大名の名がインターチェンジにめくるめく現れてくる。しかし別所長治由来であろう「別所」という地名の標識を見ると、その厳しい時代のことが思えてもの悲しくなる。

 約7時間半高速を飛ばしてやっと岡山インターのスロープを回り、国道に下りる。時刻は5時に近く、街はまだ眠りに閉ざされている。市内を南下、児島湖近くの岡山中央卸売市場に到着したのは5時を回っていた。

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 市場は青果、花、水産、それに関連棟とあって広さ47597平方メートル(数字を挙げてもその広さはわからない)と広大である。とにかく場内にはいるが駐車していい場所がわからない。場内の交通量は多く、行き交う人も慌ただしい。窮した挙げ句、守衛さんにたずねて水産棟まで回り込む。ここで岡山中央魚市場の方を見つけてやっとクルマを止めることが出来た。

 屋根の高い水産棟は駐車場に向かって開放的である。左手が岡山中央魚市場、右手が岡山県水となっている。左手ではすでに競りが終わり、活け魚をすくい出しているのが見えるのみ。県水ではこれから競りが始まろうとしている。その並んだ発泡には瀬戸内から上がったばかりの魚貝類がたっぷり。
 旬のスズキ、「ままかり(サッパ)」、「たもり(セトダイ)」、「ねぶと(テンジクダイ)」。そして県水のフォークリフトが近づいてきて、その堆い発泡に入っていたのがヒラなのである。

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街-NAVI - (2007年8月 1日 09:48)

山陽道山陽道(さんようどう、せんようどう、かげとものみち)は、7世紀に設けられた地方行政区分の名で、その中を貫通する道路の名でもある。.wikilis{font-size:10px;color:#666666;}Quotation:Wikipedia- Article- History Licens 続きを読む

コメント(5)

 最初の写真、R53号線、岡山市学南町の県総合グラウンドの辺りでしょうね?懐かしいなぁ〜
 昔はこの辺りをよくうろついたものです。
 
 岡山ではヒラが流通しているのですね。同じ瀬戸内海でも広島では滅多に獲れなくて、ほとんど流通はしていません。それに、あの小骨の多さには・・・
 シマセトダイもこちらでは獲れません。
 ちなみに、「タモリ」は倉橋では呼びませんが、備後地方では使っているようで、セトダイ、ヒゲダイ、ヒゲソリダイもそう呼んでいるみたいです。
 

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日美丸さん、こんどは広島にも行きたいと思います。今回、岡山も広島もそんなに遠くはない、と思い至りました。
それと、ヒラは本四連絡橋岡山坂出ルートの東までとれるのでは、と考えてました。それでちょうど日美丸さんに問い合わせようと思ったところです。たぶん西では山口県あたりまでとれるのではないかと、これも先々調べようと思っています。
ちなみにヒラはとてもうまいんです。驚きました。岡山、香川以外にもヒラを珍重する地域がありそうです。

いいブログですね、更新楽しみにしてます。
また遊びに、きまーす!

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ヒラは骨切りをせずに小骨が抜けないかと頑張ったのですが、ダメでした。おなじニシン科のイワシと同じく、真ん中の血合い骨以外に細長い小骨が上下2段ぐらい入っているみたいです。

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midorikawaさん、そう言っていただけるとうれしいですね。
ヒモマキバイさん、ハンドルネームをヒモトキバイに変えませんか?
また今週中に岡山県水からヒラが来ますので、ボクも格闘してみます。

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このページは、管理人が2007年6月19日 08:32に書いたブログ記事です。

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