大鳴門橋を渡り、鳴門インターから11号に、そこから吉野川を渡ると徳島市である。このときまだ6時過ぎ。3年ぶりに渡る吉野川はやっぱり大きいなと思う。我が太郎も「父ちゃんこれ川かな」なんて言うくらいだから、橋を渡りながら見る景色も雄大なのだ。この素晴らしい河口域になんとかして河口堰を造ってしまおうなんていやらしい連中がいるのが理解できない。コヤツら「美しい日本」が嫌いなんだろうか? 橋を渡って左折、沖州市場(徳島中央卸売市場)には6時半には到着できた。
入り口通過はまったく問題なし。こまったのは駐車場である。守衛さんに「どこでもあいとるところに止めたらええんじゃ」と言われるが、そんなに簡単じゃない。駐車するのに手間取って、まずは青果棟にはいる。
中央市場はどこでもそうなのだが左右振り分けで水産棟と青果市場がある。向かって左側の青果棟が断然広く夏にはスダチ、秋には鳴門金時など徳島の特産物が並ぶ。そして目差すのが水産棟である。
青果の半分ほどの建物と言っても、それは巨大である。その右端に仲卸の店舗、左手の大部分が競り場となっている。この競り場と仲卸になにひとつ仕切らしきものがないのが珍しい。
さて競り場の手前に大物ののスペースがある。ここに並んでいるのがメバチマグロとキハダマグロである。キハダマグロが圧倒的に多い。また競り場だけではなく場内のあちらこちらに無造作にキハダマグロが置かれている。
競り場を進むと、水産棟の北側に徳島大水魚市、南側に徳島魚市の荷受けがあるようだ。ともに置いてある荷は似通っている。また陸送してきたものは既にあらかたなくなっており、これを見るためにはたぶん深夜に来る必要がありそうだ。
さてまずはこの2荷受けの競り場を見て回ることにする。
徳島中央卸売市場 徳島県徳島市北沖州4の1の38
http://www.city.tokushima.tokushima.jp/chuo_ichiba/index.html
徳島大水魚市
http://www.tokushima-daisui.co.jp/
徳島魚市場
http://www.tokushima-uoichi.co.jp/
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
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