猛暑日につきイワシの梅干し煮を作る

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 東京湾の小イワシ(マイワシ)が毎日のように入荷してきている。これが小さいクセに脂がのって絶品。しかも1キロあたり350円から500円也と格安なのがうれしいなーー。
 刺身はもちろん「なめろう」、「さんが焼き」、フライ、塩焼きと脂がのっている魚はどんな料理法でもうまいうまい。そして本日は当座煮(10日間前後は保存のきく料理)にする。マイワシの当座煮はいろいろある。ボクの好みは単純な生姜と煮たもの。濃い口醤油で甘辛く、コックリ、黒っぽく作る。でもこの甘辛煮、猛暑日が続くと食べていて、なんだか重く感じる。となると梅干君が登場してくる。

 マイワシの梅干し煮というのはいたって簡単な料理である。
1/マイワシは一度煮こぼす。すなわち多めの水に並べて入れて沸騰させる。沸騰したらヒタヒタの湯を残してゆで汁を捨てる。
2/ここにたっぷりの酒を入れて、ことこと30分煮る。途中、水分が少なくなったら酒と水を足す。
3/マイワシが柔らかく煮えたら、ここに好みで砂糖を足し、また10分ほど煮る。このときにも水分を見て、足す。
4/最後に梅干しをちぎりながら好みの量入れたら、煮汁がほとんどなくなるまで煮上げてしまう。味つけは、これで充分なのであるが、煮上がる直前に醤油を加えてもいい。
 注意すべき点は水の量を常に見ていて、炒りつかせないようにすること。

 梅干し煮は酒の肴というよりは、ご飯のおかずだ。梅干しの甘酸っぱさが日本酒に合わないと思う。結局好みの問題なんだけど。

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このページは、管理人が2007年8月11日 06:26に書いたブログ記事です。

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