カツオの揚げたたき

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 我が家には子供が多く、日々困窮して暮らしている。と言うことで安い素材をうまく食べたいと言うのが、これまた日々の願望となっている。
 そしてカツオなのだが、今年、飛び抜けていいものは高いが、ほどほどのものは、とてもお安くなっている。と言うことは節約のために毎日でもうまいカツオを食べればいいと言えそうだ。でもここで我が家には大きな障壁が立ちはだかる。それは子供である。刺身だろうが、たたきだろうが、毎日となるとてんで食べようとしない。でもそんなときに考えたのが、コレ。

 普通、たたき、漬けは、強火で炙る、熱湯をかけ回すという方法はあるが、ともに加減醤油(酒や味醂で味付けた醤油)をかけ回しても、しっかり生臭みは残っているのだ。当然、高い魚を買うほど、そんなことは回避できるとしても我が家は子だくさんで貧乏所帯なのでとてもそんな贅沢は言っていられない。
 そこで焼くのも、熱湯をかけるのもダメなら揚げてみたのが、「ぼうずコンニャク流揚げたたき」である。油を高温にまで熱して、火傷しないよう気をつけてカツオの身を滑り込ませる。それで表面をカリっと揚げたなら、味醂と醤油、下ろしニンニク少々の冷やしたタレに漬け込む。これを冷蔵庫で半日寝かして食べる。

 子供ならずとも揚げた香ばしさには弱いものだ。そこにやや甘口のタレがきて、旨味と脂がたっぷりのった秋のカツオ。カツオの4分の1である腹身があっという間になくなってしまう。これがまたビールのアテにいいのである。

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今回は皮を引いてしまった腹身であるが「揚げたたき」だったら皮つきのほうがいい

 今年の秋はカツオとサンマがたまらなく旨く感じる。これはボクだけの思い込みだろうか? 食っても食っても、また食いたくなる。そして共に安いのだからうれしい。
 考えてみるとサンマにしてもカツオにしても複雑な料理法は無用。単純で明解に料理して美味。
 さてカツオの料理法を書いてきたら明日はサンマが食べたくなった。この秋はカツオの次の日にはサンマと日替わりでいこうかな。明日のサンマは『市場寿司 たか』で「豪海投げ込みサンマブツブツ丼」に決めたのだ。

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、カツオへ
http://www.zukan-bouz.com/saba/saba/katuo.html


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コメント(2)

こんにちは。

鰹の揚げたたき、美味しそうですねえ。
静岡には、マグロの揚げたたきってのがありますが、鰹も旨そうです。
醤油と味醂とおろしニンニクですね。さっそくトライしてみますよ。

ところで、Yahoo!の「大うなぎのニュース」の項に貴市場魚貝類図鑑がリンクされてまして、
サスガ全国区ですねえ。

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だぎんさん、今年の下りガツオは安い。是非ともいろいろお試しください。

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このページは、管理人が2007年10月 5日 23:27に書いたブログ記事です。

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