名古屋フグの焼きポン酢

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 ショウサイフグのことを関東、また関西でも「名古屋」という。これは「尾張名古屋は城で持つ」を「終わり」にかけた洒落であって、名古屋を一段下に見ているものではない。名古屋大好きな人間としては明言しておく。
 寒くなると盛んにショウサイフグが入荷してくるので、「名古屋好き」としては毎日でも買いたい気分である。その料理法に「焼く」というのがある。醤油味醂などで下味をつけて炭火で焼く、もしくは味つけをしないで強火にて炙る。ボクは味つけしないでそぎ切りにしたものを、強火で炙り、焼きたてにポン酢をかけ回すというのが大好きなのである。

 なぜなんだろうね、これは子供も大好きなので紅葉おろしを抜きにして作る。だからお父さんは別皿にとり一味唐辛子を適宜にふる。この場合、七色唐辛子はいけません。

 つけ合わせには名残の茗荷と胡瓜、白ネギの晒したもの。海老名の海老さんにもらったユズがいい香りだ。

 今回合わせた酒は山形の「東北泉」。ちょっと冷やし加減にして2杯だけ。

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、ショウサイフグへ
http://www.zukan-bouz.com/fygu/fugu/torafugu/shousaifugu.html


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コメント(2)

焼きフグは僕も大好きですね〜〜

普通の人はあまり馴染みがないでしょうけど、
とても美味しいですよね。
七輪を引っ張り出して、そのアミの上に転がしておき、焼けるまでは刺身で一杯。焼けたらそちらでもう一杯。
釣り人は贅沢ですね〜〜

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かんなぎさんも関東でのフグの乗り合いに出かけるのでしょうか? あそこで上がるヒガンフグが美味ですね。ボク個人としてはトラフグは無理でもヒガンフグを焼くのが大好きですね。でもヒガンフグはなかなか市場でも値が高い。
そろそろ本当に釣りに行かねば。

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このページは、管理人が2007年11月 8日 11:01に書いたブログ記事です。

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