宮城県の畠山重篤さんの名は水産のことに興味があれば、だれでも一度は聞いたことがあるはずだ。マガキという水産生物(当然マガキ以外にも)と山(森)との関わりをとき、植林運動を行うなど漁業者が主導する自然保護運動の魁となった人である。
長年植林事業を継続し、きっと豊かな栄養分、また美しい水質を保っているだろう唐桑のマガキの味わいはいかがであろう。ただただ好奇心から1個85円(卸値)を3個だけ買ってきてみる。
買ってきて貝殻の殻頂を見ると穴が開いていない。とすると垂下式の養殖ではない。どのような養殖方法をとっているのだろう。ひょっとして地撒きしたものかも知れない。
まあ考えるより食べてみる。大急ぎで剥き、とるものもとりあえず口に放り込む。その小粒な外見からすると想像できないほどの身の膨らみだ。そして食感があって旨味が強い。
売り場の担当者が「厚岸と比べると買い手の評価はわかれるようです」というが“身の大きさ”を鑑みると唐桑湾の勝ちかもしれない。
さて本日も八王子魚市場には畠山さんの『水山養殖場」のマガキがあった。この入荷はいつまで続くのだろう。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、マガキへ
http://www.zukan-bouz.com/nimaigai/pteriomorphia/kaki/magaki.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
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2007年11月15日の改訂記
畠山さんの養殖場の名前は「水山養殖場」ですよ。
こちらの牡蠣は以前、ブロンとマガキの両方をお取り寄せしたことがあります。
日本でブロンを作っているところは、ここだけかもしれません。
カゴだった様に記憶していたけれど。違ったかな。
いつもご利用ありがとうございます。有限会社水山養殖場です。この度水山養殖場WebStoreがOPENいたしました。夏に向けて旬の牡蠣、新商品なども掲載しております。お気軽にご利用くださいませ。http://mizuyama-oyster-farm.com
今後とも宜しくお願いいたします。