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沼津魚市場が生まれ変わるというか、新しくなる。それまで野ざらしだった地物の競り場がしっかりと衛生管理された現代的な建物となったのだ。
その名を「INO」、これを「イーノ」と呼ばせる。残念ながらこの命名は面白くない「毒にも薬にもならない名前だな」と思った。予言するようで悪いのだけど、この「INO」という呼び名は直ぐに忘れ去られるだろう? ちなみに謂われに関しては沼津魚市場のホームページをご覧いただきたい。

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ただ、この建物に入ったときの清潔感と、見学者用の通路の適度な高さなどに感心させられる。
例えば、この建物に入るときには長靴などを洗う水槽を通らなければならないし、また搬入口も一カ所に絞られている。衛生管理もこれからは行き届くだろう。
一般の方、観光客の方も、この程良い高さの見学通路で、ひとしきり沼津の魚を見て、市場周辺の飲食店、もしくはこの「INO」の上にある飲食店舗でおいしい魚を食べるというのは魅力的だろう。
蛇足かもわからないけど、その食べる魚貝類が地物だったらなおのこといい。

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活けのアカザエビ

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底引き網で深海からあがるタカアシガニ
この日、移転が終了していたのは活魚部門だけ。まだまだこの建物の真価はわからない。でもその水槽の見やすさや、大きくなったことで、名産のアカザエビ、タカアシガニなどが美しい。
さて新年には完全に移転が完了するはずで、建物の上に出来上がった飲食店舗とともに真っ先に見に来なくてはならない。
沼津魚市場
http://www.numaichi.co.jp/index2.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/