金曜日、築地場内を歩いていたら、いつも立ち寄るイリヤマ斎藤に見たことのないオニカサゴがいるのだ。
九州産だというそのオニカサゴの大きさがまず大問題。重さにして1キロ以上、体長が35センチもある。こんなオニカサゴは見たことがない。
値段はと聞くと、「大きいからね、2000円(キロ当たり)はするね」。ここで考えに考えて買い求める。これくらいのオキカサゴならまずいわけがない、帰宅して検索しないと種は判明しないのだからと、「えいや!」と2415円を支払う。
我が家は子だくさんで貧乏なので、これは痛い出費だ。
そして持ち帰って、なんど検索図鑑を見ても検索できない。「おいおいどうすればいいんだ」とオニカサゴでも南方系のウルマカサゴを見た経験のある若潮さんにケータイをいれる。
それでカサゴの専門家、木村浩之先生に問い合わせたら、「その魚寄贈してください」との返事。
夕食の品数が半分になり、姫は今日は魚が少ないね、と喜んだ。
これは災難だろうか? それともついているのか?
とにかく、この魚の正体、なんだろうね?
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
北海道産「殻やぎ」でいっぱい 後の記事 »
島根県隠岐知夫里島の「神馬草」を徹底的に食べてみる