先週のなかばあたりから夏バテの症状が出ている。
ちょうど朝方4時過ぎまでパソコンに向かい。
軽くシャワーを浴びて、よく身体をふかずに眠ってしまってから、なんだか気だるい日々が続いている。
しかも最近深酒が続く。
そんなとき八王子総合卸売センター『やまぎし』で見つけたのがカナドだ。
川崎北部市場で仕入れている店なので相模湾などの魚が入相でくることがある。
それがなかなか楽しいのだけど、カナドを買ってしまうとは、疲れが脳みそをおかしてしまっている、気がする。
カナドはいやな魚だ。
ウロコは硬いし、棘は鋭い。
買った途端にその鋭い背鰭がビニール袋を刺し破る。
帰宅して、カナドをまな板にのせて考える。
こんな小魚一匹では、料理のしようがない。
仕方なく、三枚に卸して、とりあえず刺身にする。
刺身と言っても小皿にこんもりといったささやかなものだ。
カボスをぎゅーっとしぼり、生醤油を回しかけて酒のアテにする。
ちょっともの足りなくなるほどに旨味も甘味も微かである。
それでもカマスの干物の合いの手にはいい感じであるなー。
新聞をひろげるとプライムローンだ、迷走台風13号だとか、レタスが高いなんて暗い話ばかり載っている。
ボクの頭の中も真っ暗闇なので、相乗効果的に鬱に追いやられていく。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、カナドへ
http://www.zukan-bouz.com/kasago/houbou/kanado.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
http://www.zukan-bouz.com/
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築地で見た小笠原の魚はセンネンダイ