市場にくる「しったか」には2種類ある。
日本海側のオオコシダカガンガラと、太平洋側のバテイラである。
オオコシダカガンガラはバテイラの亜種とされるが、2種の形は大きく違っている。
すっきりして背の低いのがバテイラで、背が高く全体にゴツゴツしているのがオオコシダカガンガラ。
今回のものは産地不明。
仲卸は「外房だろ」なんて曖昧な返事をする。
「そんなわけないだろ」
さて、もしもボクが料理屋のオヤジで2種を見つけて、同じ値段だったら、どっちを選ぶか?
これが決まっているのだ。
味は同じなんだけど、オオコシダカガンガラは選ばない。
なぜなら身が取り出せない、取り出しづらいからだ。
きっとゆで方、煮つけ方にコツがあるのだろうけど、まだ会得していない。
さて、今回も苦労しながら、食べたけど、なかなかうまかった。
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑、オオコシダカガンガラへ
http://www.zukan-bouz.com/makigai/kofukusoku/nisikiuzugai/ookosidakagangara.html
ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑(いちばぎょかいるいずかん)へ
http://www.zukan-bouz.com/
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2008年11月19日の改訂記