宍道湖に七珍というのがある。
ややこじつけのきらいはあるが、数に当てはめるとなにやら上等なものに思える。
そして同じ島根県隠岐には百珍ともいえそうな珍味佳肴があるのだ。
特産のサザエ、ウニ、アワビ、海藻などを使い。
また陸もの(おかもの)だって多々ある。
その陸ものと海のものを合わせて作ったのが「うに味噌」である
ウニのまったりとしたうま味、そして甘みに地の味噌を練り合わせている。
この箸ですくっては酒で流し込むのが舌に心地よく、また酒がすすみすぎて困る。
味噌もまったりとして、ウニもまったりしている。
ふわっと浮き上がってくるのが、これまたウニの風味なのだけど、これがたまらない。
また焼くと、ウニの風味がもっと強く感じられて、酒の後のうに味噌味の焼きおにぎりは言葉にできないうまさなのである。
この小さな一瓶にこれだけのうま味が凝縮されていることにも驚きを感じる。
味彩海道 島根県隠岐郡隠岐の島町平136-1
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ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑へ
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金沢近江町市場大松水産の「白ばい」のお刺身